音楽って素敵。わたしにとって音楽は、周りを気にせず感情を出せる唯一のもの。
ピアノを習っていた頃はオリジナルの曲を弾くのに何となく罪悪感があったから、好きに弾き始めたのは中学生の時。
頭の中にある音を頼りにひたすら鍵盤を叩く。楽譜なんて書けないからその時の気持ちのままどんどん弾く。覚えたいメロディーは歌詞を入れて覚える。
奇妙な街の景色や夢の中の森、孤独、覚悟、遺言、そして喜劇。色々なものを曲に乗せた。込められた意味は、わたししか分からない。訳の分からない曲ばかり聴かされた家族には申し訳ないと思ってる(苦笑)
今まで弾いてきた曲を振り返って、わたし変わったなと思った。良い意味でも悪い意味でも、心情が変わった。一つのメロディーが編曲を繰り返して出来たわたしの曲は、どれも共通点があって同じ曲だと言われればそんな気がする。でもグラデーションみたいに変化を続けて、最初の曲と最新の曲は全然違うものになった。ずっと変わらないように思える心の中も本当は少しずつ変わっている。
そんなわたしの心の支えだったピアノが、もうすぐ売られる。
寂しくなるだろうな。
作曲も出来なくなる。
でも、きっと表現することはやめられない。気持ちを何かに乗せるのが好きだから。
来年のわたしは何をしてるんだろう。ギターを弾けるようになってみたい。オカリナも吹きたいな。
そんな取り留めもないことを考えてる今日この頃。
読んで下さった方、ありがとうございました。寒いですのでお身体にお気をつけて。