企業と結託する不審者の第一号は、突然目の前に現れ怒声を浴びせる存在であった。
この手法は、相手の思考力を奪い、優位な立場で事を進めるものである。
「お前の態度が悪い! 店長読んで来い!」開口一番の怒声に、わけが分からず相手のいいなりになっていた。
報告を受けた店長は信じられない態度を見せた。「どうしようかな…。」と呟き薄ら笑いを浮かべていた。
それを見た時、頭を殴られる様な衝撃と、『仕込みかよ!』という思いと供に内から湧き上がる怒りを感じた。
通常、「店長読んで来い」という言葉は、運営責任もしくは管理監督責任を問われる状況である。にも係わらず、被害は無いと安心しきって薄ら笑いを浮かべる事で、示し合わせている事を露呈した。
突然の怒声によりいいなりにさせる手法を体験した直後、〝トラブルを演出し叱責する事で、負い目を植えつけいいなりにさせる手法〟であると感じた。
精神的支配をするための、人の尊厳を踏みにじる行為であると感じたから、内から強烈な怒りが涌き上がったのだろう。
こののち不審者が現れる度に、『より良い対応は…。』『どう対応すればいいのでしょうか。』日報を用い質問放置したエリアマネージャーのし続けた。しかしただの一度として本部や上司から質問の答え、アドバイスを得た事が無かった。
これらの事から、トラブルの演出は操りやすい従業員を作る〝隷属化システム〟であると判断。
不審者の出現頻度や対応の困難さが増し、睡眠障害が現れたため『このままでは、精神が破綻する』と感じ離職した。
この離職の責任を問われ、店長は辞職か左遷のどちらかを迫られたらしい。だが優位性の確立、精神的支配を躍起になって行おうとした店長を放置したエリアマネージャーの責任も問うべきだろう。
この事から〝隷属化システム〟は、制裁や排斥に応用可能であると判った。
次の職場で不審者第一号と同じく、開口一番怒鳴りつける不審者の対応をした同僚は、硬直し声も発せられず他の職員に付き添われ持ち場を後にした。代わりに対応した〝お姉さま〟は、怒鳴りつける相手に〝笑顔〟で聞き流していた。演出であると知っているから、安心しきって〝笑顔で聞き流す〟事が出来たのだろう。不審者もまた、エンドレステープの様に〝同じ文言〟を繰り返し怒鳴るだけであった。
この被害を受けた同僚は翌日から出社拒否をし、そのまま離職した。
自分の体験とそっくりの出来事、他人事とは思えなかった。出社拒否開始から一週間後に、埼玉から北海道の職場に両親が訪れ「ご迷惑をお掛けしました」と頭を下げた。
『あなた方のお子さんは、企業によってこんな状態になった。』と伝えたかったが、証拠が無いため言葉に出来ず苦々しい思いをした。
代わりに〝隷属化システム〟には絶対加担しないと心に決めた。
過去にもこの様な被害者がいるのだろう。
入社時、〝労働組合を作らない〟〝労働組合に加入しない〟旨の誓約書を提出させられた。
最近カスハラ対策が行われる様になってきたが、カスハラの中には企業側による制裁(間接的パワハラ)や排斥を目的としたものが含まれているかもしれない。
不審者集団の付きまといは15年に及ぶ、今回はここまで。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです