情報、知恵、体験談などを教えて下さい。
私は今、お年寄り(80代くらい)が暮らしている地域の活性化について考えています。
そこには三世帯しか住んでいません。
説明が下手ですみませんが、お時間があるときに読んでいただけると嬉しいです。
私の祖父母がいわゆる限界集落に住んでいます。文字の読み書きも苦手です。漢字は書けません。
これまで農作業をしてきましたが、体が弱ってきて少しずつ作業量は減っています。
祖父母の家は山の天辺にあり、町から車で二時間ほどかかり、バスは通ってません。お店もなく、病院もなく、とても不便なところです。
若い人はいません。皆、山を下りたようです。
最近になって、母が村で何か出来ないかと私に聞いてきました。(村は祖父母がすんでいる小さなところです)
収入となる農作業が難しくなったこと、精神的に弱ってきた節があることなど、兄弟同士で何か話したようです。
私もお祖父ちゃんやお祖母ちゃんが大好きだから、何か元気になることをしてあげたいです。
仕事ができれば、村に人がくれば喜んでくれるだろうと思います。
だから、何か出来ないだろうかと調べてみることにしました。
よくカンブリア宮殿とかガイアの夜明けとかでそういう話を聞いたように思います。
でも、自分が考えることになるなんて思わなかったのでなんにも覚えていません。
まずは先人の行動から学んでいって、母に提案したいと思いましたが、私には祖父母が作って送ってくるしいたけと長芋が美味しかったから、それを広げることはできないかということだけでした。
これだけで活性化できると思っていません。
私に何ができるだろうかと考えています。
山に帰ればいいという方もいると思いますが、虫は嫌いだし、東京の仕事を辞めたいと考えていません。
祖父母のためを思うなら辞めて帰ることが一番なのかなとも、結婚相手を見つけて望むとおりに結婚報告するのがいいのかなとも思います。
とりあえず母に聞かれたことが、「村で何かできないか」ということだったので、それについて考えています。
祖母は老人ホームに入ることも考えてますが、祖父は村で骨を埋めるつもりです。最期まで楽しく過ごしてほしいです。
まとまらない文章でごめんなさい。
皆さんに聞きたいのは、地域活性化に成功した人の例や、限界集落に活力をもたらした話など、どこそこに情報が載っていたよとかこういう検索方法で調べてみるといいとか教えてもらいたいです。
また実際、自分はこういう方法で田舎を活性化させたなどあったら教えて下さい。
まとまっていない話ですが、何かしたいと考えています。
祖父母のためでもありますし、母のためでもあります。
どうか、何かお話を聞かせていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
長々と失礼いたしました。読んでくださってありがとうございます。
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ななしさん
正直かなり厳しい意見になりますし、小瓶主様の求める相談の答えにもなっていないとも思いますが敢えて書かせていただきます。
長文になります。
最初に検索方法です。
「限界集落 活性化」でざっと調べただけでも相当数の試みなどがヒットしますがそれらにはもう目を通されたのでしょうか?
それと、国立情報学研究所の「CiNii」の検索にて限界集落についての論文は結構な数がヒットします。そのうちの何件かは無料で読めるので読んでみるのも良いでしょう。論文は下手な本よりよっぽど読みやすいですよ。
以下本題になります。
正直そういったことを考えるには情報が少なすぎます。
先ず、貴方の言う、地域活性化ですが、どのようなものを想像し、目標にしている(しようとしている)のでしょうか?
明確なヴィジョン(こうなったら良いなという完成図)、それが無ければ何も始まりません。
その目標設定如何によって可能不可能、手段の有無、必要な情報等が全く異なります。
他の地域で何かをして成功していたとしても、最低限あらゆる条件が同レベルで無い限りは真似ても意味がありません。どころかお金の無駄にすらなる可能性もあります。
椎茸と長芋が美味しいのは良いことですが、そもそもその作り手である御祖父様、御祖母様の体調の問題が事の発端だと認識しております。
故に仮に御祖父様、御祖母様がその村、集落の生産能力の全てを賄っていなかったとしても、生産性は下がらざるを得ないように思えます。
よって、仮に日本で貴方の御祖父様、御祖母様の作る作物が人気を博したとしても、生産性の点で難が有ると言わざるを得ません。
生産能力を上げる当てがあるのでしたら話は変わってくるのでしょうが。
まぁ、この場合においてのヴィジョンが「農産物の知名度の上昇とそれに伴う販売量の増加」を目的にしていると仮定した場合。
必要なのは先ずどのように知名度を上げるのか?
宣伝するのか?その手法は?誰を相手に?(一般消費者を狙うのかそれとも料理屋などの専門店を狙うのか?)
宣伝方法にしても宣伝相手によって手法ががらりと変わるでしょう。
一般消費者向けだと仮定した場合において簡単に思いつくのは(実行の難易度は度外視ですが)どこかの物産展に参加することと、ネットでホームページ作成、ブログ等での草の根における宣伝位ですか。
物産展については仮に参加できたとしても突出していない限りは他の商品に埋もれてしまう可能性がありますがやれた場合、やらないよりはましでしょう。
料理屋などの専門店相手の場合、恐らく純然たる味、量の安定供給並びに値段設定が大きいと思われます。ただ、その場合においても、他の農家さん等を贔屓にしていた場合、交渉等はどうするのかという点は有りますが。
そしてどの程度まで知名度を上げたいのか、仮に様々な事柄が奇跡的に重なり、人気が出たとしても供給量が増えなければ然程意味が無いように思われます。
まぁ、その場合、味が本当に美味しく、人気が本当の意味で高くなった場合は値段が跳ね上がる可能性も無くは無いのですがどちらを目指すのかも決める必要はあるでしょう。
そして、その例えの場合において供給量を増やそうとした場合、機材を買うのか、働き手を増やすのかという考えもまた出てくると思います。
とこのようにある程度明確なヴィジョンがあれば私のような素人考えでもどのようにやればよいのか、どのような問題が出てくるだろうかのある程度の予測ぐらいは出来ます。(実行可能か成功するかは別として)
次に
村に人が来ればと思っておられるようですが、その「人」とはどの程度の範囲(距離)から集めるのか。
そして、どういった種類の人を集めたいのか。
そしてどの年代を呼び込みたいのか。
観光客を呼び込みたいのか、それとも若手の働き手が欲しいのか、移住者が欲しいのか、ターゲットの年代は?目的は?
それらのターゲットによっても戦略は全く異なったものになります。
もし、仮に、東京からの移住者という点で考えた場合、御祖父様、御祖母様が大好きな小瓶主様でさえ帰るのは憚られるとのことで(小瓶主様を責める意図は一切ありません)、それを考えると貴方と同年代の東京近辺の移住者は絶望的といわざるを得ません。
逆に、貴方の思い描くこの条件なら進んで帰って定住したいと思うような状況ならば望みは無くは無いのでしょうが。
私にはこの位しかいえません。
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