今日は剣道の稽古の日だ。
そして、主人の休日だ。
つまり、剣道場の駐車場で、主人は私が浮気してないかどうか刑事のように張り込み捜査をする日なのだ。
勿論、私は浮気などしていない。
本当に純粋に、剣の道を真剣に歩んでいるだけだ。
今日の稽古では、主人が勝手に目星をつけている浮気相手、第一候補の青年が来る。ほかに若者が新しく二人来る予定だ。彼らも、今日、主人の張り込み対象になるであろう。
第二候補のおじさんは、最近はよその道場の指導に行っていて、うちの道場には顔を見せていない。
第一候補の若者も、第二候補のおじさんも、人間性を疑うレベルで、私は彼らに嫌悪感さえ抱いているので、浮気を疑われるとは全く心外なのである。
主人は、駐車場での張り込みが物足りないと、剣道場の中まで入ってきて、ジロジロ陰気に男性剣士達をを睨み付けながら、稽古の見学ではなく、なんと胡座をかいてスマホを取りだしゲームをしているのだ。本当に、恥をかくのは私の方なのだ。
数年に一度位、剣道部の打ち上げに参加すると、店の前で路駐し、ハザードをたいて張り込みをしている。まるで私を現行犯逮捕しようと言う執念で。全く空回りなのだが。
では、抗議をしたらどうなるかと言うと、曲解して、「そこまでお前が怒るとは、やっぱりなにかやましいことがあるのだろう!ウガーッ!ドカッ、バキッ」となる。
主人は、自分が刑事にでもなったかのように私を張り込み、こっそりスマホのチェックをする等、犯人のように追い詰めようとして、快感なのだろう。
そもそも発想がいやらしい。性格がいやらしい証拠だ。そして、自分が仕事に行くと嘘をついてギャンブルに興じているやましさがあるので、きっとお前も嘘をついているのだろうと言う歪んだ発想があるのだ。
私の方が優れている、と言いたいわけではないが、あまりにも主人のレベルが低すぎて、ほとほと嫌になるのだ。
言っても変わらない。言うだけ無駄だ。
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