気分を悪くするかもしれません。
あの子が嫌い。
あの子の声が嫌い。
あの子の話し方が嫌い。
あの子の歩き方が嫌い。
あの子の走り方が嫌い。
あの子の笑顔が嫌い。
あの子の笑い声が嫌い。
あの子のぶりっこな所が嫌い。
皆に愛想を振りまいているのが嫌い。
誰にでも「大好き」って云っている所が嫌い。
テストで学年一位なのに、「今回テスト出来なかった」「お前のが頭いいじゃん」って云ってくる所が嫌い。
明らかに自分の方が足が細い癖に「あたしの足大根みたい」「お前は細いからいいよね」って云ってくる所が嫌い。
すぐ人に抱きついてきて、ウエストとか胸とか触って「ほそっ怖いわ~」「あたしと比べものにならない」「最近太ったんだよね~」って云ってくる所が嫌い。
わたしの知らない話しを延々と一方的に語ってくる所が嫌い。
何度も「ごめん、それ知らないから」って云っているのに何度も何度も何度も知らない話しをしてくる所が嫌い。
「あたしの方が大変」ってアピールしてくる所が嫌い。
嫌い。嫌い。
何もかも。
嫌い。嫌い。
嫌い。
でも、こうやって誰かに吐き出さなきゃやってられない所とか、「嫌い」って思ってるのに笑顔で接しちゃう所とか、良い所もあるのにこんなに苛ついてしまっている自分の器の小ささが、一番嫌い。
どうして上手くかわせないのだろう。
どうして自分に嘘を吐いてしまうのだろう。
わたしはきっと、真っ黒なんだ。