最近、所謂「TRPG」という遊びにハマっている。
どんな遊びかと聞かれれば、誰が言ったか「リッチなおままごと」という表現が正しい。
「クトゥルフ神話TRPG」というと、もしかしたら聞いたことがある人もいくらかいるのかもしれない。
この遊びには概ね二種類の遊び方がある。
一つは、直接顔を合わせて遊ぶやり方。
もう一つは、ネットの人々と専用のサイトを使ったりして遊ぶやり方。
元々は前者が主流の遊びであり、現在も基本的に前者が想定されている。
TRPGを遊ぶことを「セッション」と呼び、オンラインで遊ぶことを「オンラインセッション」と呼ぶ。
最近はそれに対応してか、直接会って遊ぶことは「オフラインセッション」と呼ぶこともある。
この遊びには、たくさんの「システム」がある。
「システム」をわかりやすく言うのであれば、「ゲームソフト」だ。
先述した「クトゥルフ神話TRPG」もシステムの一つ。
他にもたくさんのシステムがある。
本当にたくさんある。
どれくらいあるかと言うと、「ここで一覧を並べろ」と言われたら泣いて土下座するくらいにはある。
何なら私が名前すら知らないものもきっとある。
そのシステムを理解するためには「ルールブック(以下、ルルブ)」というものが必要だ。
無料でウェブ上にルルブがあるシステムもあるが、基本的に3〜5000円くらいで買わないといけない。
……ええいまどろっこしい!!
私はTRPGの紹介がしたいわけじゃない!!!
遊ぶ相手が欲しいのだ遊ぶ相手が!!!!
平日の夜数時間、休日なら昼からでもいい!
予定の空いている者はおらんか!!!!!
…などと言って、仮に予定が空いている者がいたとしても個人連絡を取ることなど不可能に近い。
うう…遊ぶ相手ほしい……
みんなも「シノビガミ」ってシステムに触れてみてほしい……
ここに知ってる人が一人もいれば十二分、いなくて当然みたいな知名度なんだけどね………
私は、現在専門学校に通っている。
再来年には卒業し、社会人としての道を歩むらしい。
……中学生の頃からここを利用し、今でもたまに覗いているが、そんな私も気付けば社会が目前だ。
私は、社会に出られるのだろうか?
正直なところ、私が社会でせっせと働く姿を微塵も想像できない。
何なら、学校を卒業している未来も見えない。
元々高校三年生で人生を終えようと思っていたのに、結局一歩が踏み出せずにのうのうと生きてしまった。
今生きている人生は、本来高校で終わるはずだった私の人生の延長でしかない。
なので人生設計なんてものはなく、どこで働くかなんてロクに考えてもいない。
そんな私が、社会に出たところで。
一体何の役に立つと言えるか。
そんな、自分含めて誰も行き先がわからない人生を、私は生きられる気がしない。
自分で決めなければならないのはそうなのだが、私の想定は高校生までだった。
想定外のことへの対応が苦手な私に、この状況は少し……いやとても辛い。
出来ることなら、また去年のように行動し、可能ならば次こそは死を手に入れたい。
こんな無計画な人生を行きてちゃ、自分も他人も迷惑だ。
高校の先生に進路を聞かれた時には、ほとんど全てを嘘で返した。
音楽ゲームが好きなので携わりたいです、出来れば音楽で。
…でも、ゲームの方で携わるのもいいかもしれませんね。
……ありがとうございます、ゲーム方面で学校調べてみます。
この中で本当なのは、せいぜい「音楽ゲームが好き」くらいだ。
家族に「なんで死にたいの?」と聞かれた時には、あまりしっかり答えられなかった。
うーん……将来への漠然とした不安……的な?
…なんだろ、何が怖いかは自分でもよくわかんないんだけどね……
……うん、今後はこんなことしないよ、大丈夫。
何故死にたいって、そういう計画だったからに決まっているだろう。
何故そう計画したか、と聞かれればそんなのは簡単だ。
……周りの大人は、楽しくなさそうだから。
結局、自分が楽しく生きられない世の中は嫌だ。
楽しく見えなさそうな人種になりたいとは、とても思えない。
無計画で、楽しくなくて、迷惑な人生。
こんなものに、果たして価値や意味はあるのか。
突然だが、「自傷行為」と呼ばれるもの、とりわけ「リストカット」や「オーバードーズ」をやったことがある人はいるだろうか?
このサイトを使用している人だと、もしかしたら半々くらいの比率でやったことのある人がいるのかもしれない。
…憶測だ。
私は両方やった、確かきっかけは両方好奇心だ。
「リスカってどのくらい痛いのかな」
「ODすると健忘が起こるらしい、どのくらい忘れるのかな」
こんなものだ。
結果、リスカは後に痛い目(物理的なものでなく、金銭的なもの)を見たのでやめた。
回転寿司に行けなくなったのは、寿司好きの私にとって軽いトラウマだ。
ODの方は特別痛い目を見ていない。
だが、これまた金銭的にかなり難しい自傷なのであまり頻繁には出来ない。
最近は所謂「DXM」、界隈だと「〆ジ」と呼ばれるものを使っている。
どんどん数を増やしていて、直近は確か60錠だったはずだ。
次は80錠で挑戦してみようと思う。
金額にして6000円、幸いと言うべきか私の頭には「この金額あれば別のものを買う」という理性が残っている。
……正直、まだ私の期待するものに出会えていない。
リスカをやめた理由に「金銭的な痛い目を見た」というものがあったが、実はもう一つ理由があるのだ。
それは「見たいものが見られた」からだ。
ガード無しと呼ばれる剃刀で、初めて切ったあの時。
ガード有りの力加減。
……家の中に、小さな噴水が生まれたのだ。
もしこの世界に鬼がいれば、あの日の獲物は私だった。
それほどに、血の匂いが濃かった。
量も大量に出た。
きっと人によってはこれが日常茶飯事なのだろうが、言うなれば「ファッションメンヘラ」だった私にはそれがとても美しい非日常に映った。
それもあって、やめたのだ。
一方、ODはどうだろうか?
頭がくらくらする。
文字が打ちづらい。
何してるかよくわかんない。
ここまでは体感したが、私が欲しいのはそんなものではない。
欲しいのは幻覚と健忘だ。
「ナメたことを言うな」と言われるかもしれないが、私がこの非日常を手に入れるまではODをやめることはないだろう。
非常に長い文だったが、ここまで読んでくれた方には感謝と謝罪をしたい。
こんな駄文を読んでくださりありがとうございました、そして失礼なことを言ってしまい本当に申し訳ないです。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
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