吐き出し。
現実を受け止められないし何が現実かも分からないし、私は私に正直にいたい、それだけなのになんでそれだけがうまくいかない、突きつけられた銃口から私が私を攻撃してくるからわたしは世界のことが嫌いだしあなたのことも嫌いだ、きらい、キライ、鏡を叩き割って無数に散ったあなたの姿がこちらをじっと睨んでくるからわたしはその眼差しに窒息した、た、た、助けて、恐怖が色づいてあなたにまとわりついてあなたは私を一生許しはしないし私も一生自分を許せないだろうね、あなたのせいで私は私を許せないの、あなたは誰? あなたのことが知りたいの、あなたがどれだけクソやろうかってことを、知って、感じて、罵って、笑って、あなたを殺したい、ころして自由になりたい、なのにあなたはどこにもいない、あなたはどこにもいない、鏡台の裏にもちゃぶ台の裏にもいないのね、どこ? あなたのことが好きよ、あなたのことが嫌いな私があなたを否定すれば私は救われるに決まってるから、助けて、あなたを殺させて、さもなくば私を殺して、首を縊って、ナイフを心臓に差し込んでまわして、笑って終わりにしてほしい、最後まで笑って私のことを蔑んでほしい、あなたには私のことをずっと嫌いでいてほしいの、じゃなかったら際限なく許してよ、無理でしょ? だから私のことを憎めばいい、私のことを嫌いになって殺して、殺してほしいんだってば、鈍器で頭を思いきり殴りつけてよ、思考がうるさくて鳴り止まないしうまく働こうとしないこの頭からちゅどんと、赤くてきれいだねって、言ってよ、許されたい、何が現実なんだか教えてよ、なにが真実なんだか、教えろよ、なんで教えてくれないの? ああ、私が人生の落伍者だからなのね、死んでよ、人格の狂ったどうしようもない死んだほうがましっぽそうな人間だって思ってんでしょ、じゃああたしのことを殺すかお前が死ぬかしてくれよ、じゃなきゃこの世界の真実とやらを教えてくれよ、こっちはもうずっとわかんないんだよ、殺して、真っ赤な鮮烈さを表して、唯一の正解を教えなさいよ、誰を? 誰でもいいから、誰が悪いのかを教えろよ、それによって誰を殺すかそれとも自害するかを決めるからさ、だからはやく教えてよ、こっちはずっともう怯えてんだから、間違った瞬間から何もかもが崩れて失われてハイ終わり、ハイ死ねよ、な世界で崩れつつ失いつつまだ終わってないしまだ死んでない、惨めな私が怯えているけどいまだに何が正解かも不正解かも分かってないんだし、殺してよ、殺してくれよ、ああもう、死んでくれよ、さっさと死ねって思ってんだろ、あたしが一番そんなの思ってんだよ、あたしが一番あたしのことが嫌いなんだからまるでお前が一番私のことを理解しててお前が一番私のことが憎いとでも言いたげなその視線をやめてくれ、私の方が私のことが嫌いなのにそういう自由があるのにそれすら奪われて息ができなくなったらそれはお前のせいだろ? いや? あたしのせいだな、だけど私の中ではどうしようもなくお前のせいなんだよ、あなたのせいで、あなたのせいで、私は……だからあなたって誰だよ、誰でもねえ相手に何妄言ぶちまけてんのって感じでウケちゃうんだよ、死ねよ、自分が嫌いなことに自由もクソもねえよ、主導権を奪うお前が大嫌いだ、だからお前って誰? お前の妄想だろ、ああそうだろうね、妄想の中から一生出てこれないの、それもこれも空想上のお前のせいだ、誰がここから出してよ、なんで出してくれないの? 誰も出し方が分からないからだよ、しね
コロコロでゴミをごっそりとれたときみたいな気持ちよさ。見た目もちょっと似てるね。黒くびっしりとしたゴミがこびりついてるかんじ。ごみ。スクロールしたらそっくりでしょ? 笑える。
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