中学時代の同級生から同窓会のお知らせが来た。女性陣は数え年の厄払い、みたいなことが書いてあった。私が用事があって家にいなかった時間帯に、家に来て封筒を渡していったらしい。
同級生女子と部活の顧問には性的なものも含む暴力を受けていたが、同級生男子だって別に助けてくれるわけじゃなかった。女子から更衣室を追い出された私を見て見ぬふりをしてくれる男子はまだ良い方で、トイレで着替えることも許されない私へ更衣室を貸すことを条件に胸を触る男子もいた。
それなのに、何でもないように同窓会に私を呼ぶ。あいつらにとって、私はその程度の存在なのだ。期待する理由もないのに絶望する自分が愚かだと思うのに、いっそ何食わぬ顔で同窓会に行って包丁とか野球バットや草刈り鎌を振り回したらすっきりするんじゃないかと思うのに、実際の私は家族に「謝られてもうっとおしいだけだし」と笑うことしか出来ない。
謝らせることも、怒りをぶつけることも出来ない。だから、私に関わらないで欲しい。それだけのことすら、私には許されない。
安心して眠りたいだけなのに、昼間に外に出たいだけなのに。昼間に外に出てまたあいつらに会って苛められることが怖い。薬を飲まないで眠ると中学生時代の夢を痛みごと見るから寝る前の薬の確認を何度もしないと眠れない。
悔しいし恥ずかしい、こんなことぐらいで直ぐに体調が悪くなる。吐き気が続いて、お腹が痛くて、テレビを見るだけで音や色や動きの情報処理が出来なくなって狂いそうになる。なんて出来損ないの生き物なんだろう。元から出来損ないで、今は壊れてしまって、本当に嫌だ。
生まれてきたことが申し訳なくなるくらい、私はあんまりにも弱い。それでもまだ死ねない、生きていたい。つらい。
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