舞妓さんになりたかった。
昔から京都と日本の伝統文化が大好きで、それに携われる仕事をしたいと思ってた。
芸舞妓さんのことを詳しく知ったとき、私がやりたかったことはこれだ!と確信して、高3のときに置屋さんに連絡し、面接してもらえることになった。
でも両親からの許可は降りなかった。
水商売だから、普通の人がつく仕事じゃないから、もし失敗したとき高卒で何も資格もないのに1人できちんとした生活が送れるとは思えないから、娘が水商売をしているなんて知られたら親にも兄弟にも迷惑がかかるから。
言ってることは正しいし、私を思ってくれているのもわかる。
でもそう言うばかりで、どうして舞妓さんになりたいのか、どういう置屋さんを選んだのか、将来についてどう考えてるのか、私の話をきちんと聞いてくれなかったことがどうしても納得いかない。
だからもっと話をさせてほしいのに、今では舞妓さんの話を出すだけで怒られるようになった。
結局説得できなくて、私は大学受験を選んだ。
でもやっぱり諦めきれない。大学でどうしても学びたいことがあるわけでもない。他に将来の夢があるわけでもない。
どうしても京都に行きたい。舞妓さんになって、経験を積んでから一人前の芸妓さんになって、芸を極めたい。
なのに、親から許可は出ない。
どうすればいいんだろう。
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