レジで年齢とか売って大丈夫かどうか確認されちゃうかなとか思ってたけど、セルフレジに並んだので杞憂だった。それでもお金入れてカバンに仕舞うまで何故か心臓バクバクでなんか笑えた。
事前にブックオフのレビューを参考にして買った。レビューの通り、文章がめちゃくちゃ読みやすい。久しぶりにガッツリ読書したからかもしれないけど、筆者のブラックジョークがところどころに出てきて読んでておもしろい。未遂に終わった例もけっこう掲載されていて、普通に雑学としても楽しめた。じさつしたらどうなるか、失敗したらどうなるか知れてすごくよかった。
間違ってもじさつを推奨する本ではなくて、自殺に希望も絶望もなくてただ事実が淡々と書いてある感じ。いろんなしにかたをしてる人もいるし、失敗して重たい後遺症を抱えてしまった人や、逆に軽傷で済んだ人もいた。しぬことを考えるなら、その前に読んでおいて良かった思う。
この本を書いてる方のTwitterのアカウントを少し見たら、生きづらいと感じてる人のための活動をされていて、単純にいい人だなあって思った。生きたければ勝手に生きればいいし、死にたいと思ったとしてもそれを批判しない姿勢がすごくいいなと思った。本にある実際の例では、その人がじさつを選んだ動機や経緯も載っていて、それらを踏まえた筆者の考えも共感できた。それに比べたら、私がしにたいのはそんな大した理由じゃないから、逆に大した理由じゃないのにしんでいいんだろうか…みたいに考えて変な罪悪感が出てきちゃった。
もうちょっと早めに買って読んでおけばよかったな。有害図書に指定されて絶版って聞いたから、普通に売ってるとは思ってなかった。
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