これは、趣味嗜好とか性癖とか。たぶんそういう話。
昔から。いじめられっ子とか虐待されてる子とか……
悲しい、苦しい目に遭ってる人が愛おしい……
そんな話。
憶えているかぎりでは、それは、
小さい頃見た『アリスSOS』っていうアニメ。
苦しむキャラクターを見て、胸がキュっと。ギュっと。なっていたと思う。
好きだった。そして、
嫌いだった。
ケータイを使うようになって。
インターネット上の誰かの投稿を見るようになって。ぼくは、
メンタル系サイトで、解離性同一性障害の、
痛くて……
切なくて……
愛おしくなる。
誰かの投稿を、心で眺めていた。
見ているのはたぶん
『人』ではなくて、『現象』のほう。
『空間』『空気感』『感情』
『哀(愛)愁』だとか『嫌悪』だとか……
『快楽』か。『幸せ』か。
深く、深く、堕ちてゆく。
ぼくは……
わたしは、彼らの仲間になりたいのだと。
寄り添いたいのだと。
昨晩、考えていたよ。宛メの岸に流れ着いている小瓶を眺めながらね。
同じ目に。似たような目に。遭わなければ、仲間になれない。寄り添えない。
それが、
「そんなことはない」
と言えるような考えであることはわかっている。
同時に、
「そうかもしれない」
と言えるような考えであることも。
これは、もしかしたら、なんでも。
空想をする。
悲劇を。
凄惨な物語を。
それは、好きな人たちと、同じところに居たいから。
それは、愛おしいほど大嫌いな『現象』の、近くに居たいから。苦しむために。快楽を得るために。
優しさを。
厳しさを。
冷たさを。
温かさを。
手に入れるために。
……世界なんて、壊れちゃえばいいのにね。
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ななしさんへ
ほんの一端ではあるでしょう。
ですが、
お返事が届けれられたことで
私もあなたに少し触れた。あなたを少し知れた。
こちらこそ感謝いたします。
ありがとうございました。
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