今日も、あの夢を見ました。いきなり楽器を持って、初見で皆の中に交じって演奏しながら焦る夢を。
私は、若い頃、楽団に入っていました。アルバイトを掛け持ちしながら。入団したては良かったのです。
そのうち、同じパートのおじさんにからかわれるようになり、私の下手さや言動を、小バカにしたり、せせら笑ったり突っかかって来るようになりました。教えを請いに行っても嘲笑われて皮肉を言われて終わり、など。
それでも、一生懸命反省し、何を、言われても笑顔で頑張り、ついていきました。
暫くして、低音女子たちにからも、いじめられるようになりました。
そういう人達から見たら、私はいじりがいのある人間です。美味そうな生贄でした。
指揮者も、私には言いやすいので「バカ!」とか「帰れ!」など言っていました。私は真剣に反省し、バイトの合間に自主練習に励んでいました。
ある日、私は黙ってフェイドアウトしました。
私は、あんなに打ち込んでいた音楽をきっぱりと辞め、音楽とは決別し、楽器達を売りました。
皆、どう思っているのかわかりません。きっと、黙って消えた私に対してキレていたと思います。そして忘れ去られたと思います。
しかし、私は未だに夢に見るのです。悪夢を。
学生の時の部活はなんですか?と聞かれても帰宅でした~☆と嘘をついています。
十数年経った未だに、音楽とは縁のない人間を演じています。
音楽は悪くないのです。ただただ根深いトラウマです。
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