夢を見た。
ざっくりいうと、傷の程度の深い者が心配されて、
傷の程度の浅い私は心配されない……という。
そんな夢を見るくらいには、ぼくは、
より深い悲しみを、苦しみを背負っているものに嫉妬しているんだろう。
何故、彼の者が羨ましいかはわかっている。
それは私の思考から来ている。
自分の中に、『より深い傷の者から先に助けるべき』という考えがあり、そして『わたしの傷は浅いもの』だと思っている。
重傷患者より重体患者を優先するのは当たり前で、その順番が正しければ二人とも救うことができるかもしれなくて……
間違えれば、一人を失うかもしれない……
だったら傷の浅いわたしは、辛くとも我慢して、待って、待っている間に他の重体患者が運ばれてきて、また待って……
ぼくは、
自分より他人優先の考えだからこそ、他人に嫉妬してる。自分より他人に優しくありたいからこそ、他人を羨ましがってる。
「わたしに、こんなに思われて、しあわせですね」って皮肉混じりに思っている。
『こんなに思われて』の部分は、実際には相手には伝わっていないから、しあわせだというのは間違いだろうけどね。
自分自身だからこそわかる。どれだけ相手のことを心配し、助かってほしいと願っているか。自分だって苦しいのに、重体者の無事を必死に祈っている。
おかしな話だよ。
自分が勝手にその人のことを大切に思っているだけなのに。それに対して「わたしに大切に思われていて妬ましい……!」なんて馬鹿げているよ。
相も変わらずぼくは変だ。
そんなに心配されたいなら、そんなに助けてほしいなら、まず自分が自分のこと心配してあげればいいのに。自分を『傷の程度の浅い者』に設定しているのは自分じゃないか。
そもそも
わたしの『頭の中の世界が優しい』から『傷付いているものは心配され助けられる』だけでしょう?そんな世界で生きているからこそさっきの『羨ましい』が存在するのでしょう?
現実は、複雑だ。
わかってるはずだ。『誰かに思われる』という、わたしが羨望するその感情を手に入れるのに、傷の程度の深さなんて関係ないことくらい。
逆に、深すぎるとあきらめられ、見捨てられることもある。
案外、浅いほうが助けやすいから手を差し出されやすい。
いや、思いの外というよりは余裕で想定内か。
絆創膏貼るだけなら私でもできるけど、縫合しなきゃいけないとなるとお医者さんに託すしかないもの。
……あのね。
夢の話。傷って自傷のことなの。
深くリスカをした誰か(A)が、心配されてた(Bに)。
心配されてない方(C)は、自傷をしているけど見えないところだし、言ってないから誰も気にしてない。
知らないんだもの、心配されるわけもない。CはなんだかAに内心嫉妬しながら、本当にAのことをBと一緒に心配して、どう接してあげたらいいかを二人で話している感じ。
あ、ぼくはちなみに、(自分も含め)夢で現実の人間がでてくることは少ないです。フィクション作品見てる感じ。ま、見てるというにはその『見てる自分』は存在しないから表現として適切ではない気がするけど。
いつもその夢限定の仮想人物が物語を繰り広げてくれるの。楽しいよ!怖い夢とか悲しい夢もあるけどね。
本当は覚えてない部分でもっとたくさん見てるんだろうなあ……
さっき夢の話さ、自傷を受け入れ心配される世界線じゃなきゃ成立しないじゃん?逆に自傷を否定し叩き潰される世界だったら……と、どっちもを考えているからこその登場人物だよね。面白いよ。夢は私の頭の中の反映。
しかし……本日も長話に付き合わせてしまいましたな。特に「どうしてもこれを伝えたい!」とかはなく、ただ思いつくまま言葉連ねただけなんで、「この人なに言いたいんだろう?」を導き出さなくても大丈夫です。
っていうか導き出されても困るし。答えの無い問題に真剣に取り組まれて答えを提出されても……
マルもバツもあげられないのだが……って感じ。
私の正否がほしいのではなく、己自身の正否がほしいならご自由にどうぞ。そしてそれを聴くのはやぶさかではない。
それじゃあ、
疲れたのでぼくは休みます。
皆様もお疲れ様でした。
ありがとうございました。
再会まで、さようなら
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