夜中に目が覚める。
気持ち悪い。
何度目だろう。
寝たら朝まで寝かせてくれ。
トイレで目が覚めるのは仕方ない。
だがそうじゃない。
寝苦しくて目が覚める。
ダルい、気持ち悪い、身体が重い。
再度寝付くまでがしんどい。
この辛さを誰かに分かって欲しい。
それでも生きてることを誉めて欲しい。
どうしたら俺は分かってもらえたと実感するのだろう?
宛メで励ましの言葉をもらえたらそれは嬉しい。
だけど俺はふと思う。
この言葉は宛メのアカウントに対してかけられた言葉なのだと。
俺個人に向けられたものではないのだと。
アカウントとしての虚構の俺に向けられたもの。
アカウントに紐付かなければ俺は認識されない。
日本のとある病院の8Fに入院している会社員の俺に向けられたものではない。
誰か現実の俺を励ましてくれ。
どうしたら俺は元気になれるだろう。
まだ眠くならない。
お腹は空いてる。
制限食だから買い食いも出来ない。
疲れた、苦しい、しんどい。
生きてるのが辛い。