こどもがまだ小さかったとき。
「ねえねえ、みてみて。むしさんがおててにとまったよ。
かわいいねえ。」
「…。」
それは蚊でした。
その後どうしたかな。
目の前で殺さなかったとしても抹殺かな。
うちの子にやってくれちゃったからね。
ゆるさないよね。
そんでまた別の子。
「見て見て。ホタルだよ。近いねえ。」
地面に降りてたホタル。
小さなこどもにはちょうど見やすいから親二人で喜ぶ。
じーっ。
よろこんでる?
ちょっとこの子はおとなしいし感情わかりにくい。
だんっっ!
!!!
ホタル…ふまれた…。
何かの間違いだよね?
「だ…だめだよ。そんなことしちゃ…。
ホタルさん、かわいそうでしょ?」
「…。」
そこにまたホタル。
注意して見てたらまた足をあげたから
「だめっ!」
って言ってもう帰ることにした。
なんで踏んじゃうの?
そしてこどもによってちがうなあ。と思う。