私が中学生の時、ずっと昔から人と深く関わることを望まなかって、悩んだこといっぱいあったよね。
遠足、修学旅行毎度特定の決まった仲のいい人がいなかった私はどのグループにも所属できなかったりしてたよね。ずっとずっと1人なんじゃないかって、不安になって毎日泣きながら寝てたよね。
誰かの大事な人にもなれない、誰に対しても私は大事にするって感情がわからなかったのかな。
中学2年生の時、好きになった人がいたの好きな人は私のことをずっとずっと大事にしてくれてた。私が思ってるよりも遥かにその思いは純粋で穢れもなかった。その頃は私その気持ちに気づかなかったね。今でもそのこと少し後悔してます。
中学3年生に上がるときには、好きだった人から振られたよね。私のことを受け入れて欲しかったって気持ちが先走りすぎてたんじゃないかな。一年たってからようやくそのことに気づいたよね。そのときにはもう遅くて、私を大事にしてくれていた私を好きだった人は変わってしまってて、新しくできた好きな人には裏切られるんだし、家での愛情の不足だろうか、曲がっていったのが目にみえてわかっていって罪悪感にもなったよね。
中学卒業してから高校生になったとき、進路や人生の悩みについて、大人に相談してたよね。そのとき好きになった人は既婚者だった。ダメなことだってわかっていながら一年くらいずっと好きで色んなところにデートに行ったりしてたよね。でも結局誰も幸せにならなかったよね。私を受け入れてくれる唯一の人だって思ってた人がいなくなったのは辛かったけど、それは元々私のものじゃなかったんだよ。
また中学生の時好きだった人と連絡をとったりして、最近の話をして、盛り上がっていたけど、その頃の好きだった人は私の思っていた人とは変わってて、人のこと好きになんてならないような人になってたね。その時またあの頃私のした選択が間違っていたのかと悔やんだよね。都合のいい女になったり、それが嫌で離れてみたり。結局振り回されて、それでも好きだったね。
高校に入ってしばらく経ってから部活や勉強に忙しくなって、恋愛もしなくなって、大学に入ってたね。
何も楽しくないことばっかりの日常の中で、成人式の時あの頃好きだった人と再会したよね。
本音ではすごく嬉しかったね。でも、私は都合のいい女にしかなれないってわかっていながら昔話でもして、お昼ご飯を食べたり、連絡を取るようになったね。
結局都合のいい女にしかなりきれない私は好きだった人に営業かけられて、しっかり都合よく使われたね。
やっと、私はあの頃のあの人が好きだったんだ。今は違う人だってこと自分が変わってなさすぎるのかって絶望したよね。
あの時のあの判断が今でも違ってたら今も変わってたのかなって、考えても無駄なことを考えていたりしてたね。
私今はすごく大事にしたいと思える人に出会えたし、すごく大事にしてくれる人に出会って、これまでのこと、ずっと悔しかった日々丸ごと、今があるのは今までの経験があるからだって、感謝しようって思えたから。
絶望してた日々で得たもの、恋愛の中の後悔や友達との喧嘩があったから今の私があるんだって思えるようになったね。
幸せであることって、幸せじゃなくなった時、絶望に落とされる落差への恐怖があるから不幸でいることに慣れてたけど信じてくれる人を信じることって勇気のいることだけど、それだけ価値のあることだし、素晴らしいってことに気がつけたよ。今の私は昔の私じゃないけど経験に意味のなかったわけじゃないよ。