星降る夜に君に出会えてよかった。
#恋愛小説
#オリジナル小説
Episode ⤵
颯真が突然消える前日の話。
それは冬である11月25日。
クリスマスの1ヶ月前。
そして私達は中学校2年生だった。
颯真はだんだんと
学校に登校する頻度が少なくなっていた。
特に私も気にしていなかった。
高校受験のための勉強かもとか、
私も高校受験の勉強で
気にしている余裕もなかったからだろうか。
でも今思えば気にしていたほうが
良かったのかもしれない。
最初のうちは週に1日・2日程度だったが
少しずつそれも増えていった。
最後の方は1ヶ月間で1・2週間などなど。
関係ない話だったね、話に戻ろうか。
2週間振りに彼が学校に来た。
嬉しくて真っ先に彼に「おはよっ」といった。
彼もにこっと笑いながら「うん、おはよ」と。
あのときは気付かなかった。
でも今なら分かる、のかもしれない。
彼は何かを迷っていた。
それはもしかしたら
『明日引っ越しすること』
について考えていたのかもしれない。
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🌻さもんより、皆様へ🌻
「星降る夜に君に出会えてよかった」を
読んでくださり、ありがとうございます。
第3話の投稿が遅くなってしまって、
本当に申し訳ないです、、💦
お詫びと言ってはあれなのですが
番外編もご用意させていただきました。
スクロールしていただきますと読めますので、
そちらも読んでくださると嬉しいです。
出来る限り毎日投稿が出来るよう頑張りますので、
これからも読んでくださると光栄です!
これからもどうぞよろしくお願いします。
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番外編 席替え(当時)
今の席も十分楽しい席だ。
右隣は林君で左隣は小池さん。
前はあやちゃんで後ろは飯田君。
平和だし、楽しいし。
でも肝心の彼とは真反対の席だ。
私は窓側から2番目の席だが、
彼は廊下側の席。
唯一一緒なのは列だけだ。
そこで待ちに待った席替えが
実は今日なのだ。
隣とかだったら幸せだろうなぁ。
たっくさん話したいなぁ。
でも彼は今日来るのだろうか。
(5時間後)
結局彼は来なかった。
遅刻でもいいから来てほしかったなぁ。
どうせ前だろうな。
先生が勝手に決めるでしょ。
全然来ない生徒を後ろの不安な席にする
馬鹿なんて当然居ないよな。
はぁ、、隣が良かったな。
1列目は絶対避けたい。
後ろでもいいけど、、
先「じゃあ、あいつのは俺が引くなー」
、、え?
前から6列目の1番後ろの席。
そして窓側の席。
前にある机と椅子は彼のもの。
隣が最高だったけど、
前も悪くないよね。
いつだって眺めてられるし。
、、来るかわかんないけど。
ありがと、先生。
番外編END