人が怖い。何考えているかわからないパワー系の人が電車で隣に座ってきたら警戒してしまう。
「変な気を起こさないでくれ」と祈りながら自分の目的地に着くのを待っている。
人が怖い。偏見だけど、派手な服装な人と声が馬鹿でかい人は我が強そうで怖くて関わりたくない。
ピチピチスキニーとへそ出しは怖くてすれ違う時に下向いちゃう。人を見た目で決めつけてはいけないけど、
経験上そういう人たちは自分の笑い声の大きさや歩行速度の遅さに気づかず周りの人に迷惑をかけている。
「見た目で決めつけるな」と吠える前に周りを見てほしい。切実に。
またスーパーのレジで割り込みしてきた人も声が馬鹿でかくて「この世は声のでかい人間が勝つんだな」としみじみ思った。
思えば存在の主張の仕方がうまい人に色々と奪われてきた人生だった。
人が怖い。学生時代、人の悪口しか言わない人がいた。
「愚痴らないとやっていけない」を頭に着けて言いたい放題言っていて
SNSでも適当に理由をつけて特定の人だけ省いたグループチャットを作っていた。
高卒で正社員になったその人は、新しくできた後輩の愚痴をずっとSNSにつづっていた。
簡単に人の悪口をいえてしまうその人が怖くなって、ブロックした。
人が怖い。とにかく女性が苦手だ。自分と同じ性別なのに仲良くできない。
自分がかかわってきた人たちは、仲良くなるための手段として人の悪口や噂話をしていたようにおもう。
例えばバイト先に新しく入ってきたパートの中年女性は、同じ時期に入ってきた高校生の男の子のことを、先輩パートと障害があると笑っていた。下手すると自分の息子と同じ年くらいかもしれないのに。
どうして何も知りもしないくせに簡単に人を否定できるんだろう。
人が怖い。またもや女性が苦手だ。何歳になっても誰々派とか中学生みたいなこと言ってるし
店の混雑状況よりも自分のプライドを優先して平気でバックヤードで喧嘩している。
嫌味なことを真正面から言ってくる人は分かりやすいからいい部類に入るけど、巧みな皮肉を操る人は本心が見えないうえに
正解の行動が分からないから常に機嫌を伺わなくてはならなくて、疲れる。
”察して”ムーブを察せれなくて”仕事できない人間”認定されてしまう。
自分で言葉にして伝えるという工程を放棄して、機嫌の悪さで人をコントロールする人のほうが効率悪いし仕事できないと思うし
そもそも傲慢だ。そういう人がそこら中にいるのでどの職場に行っても疲れる。振り回される。
きっと、上記の人たちが普通なんだろうと思う。こんなにも他人の言動に精神衛生を左右されている自分がおかしいんだろう。
陰口嫌味皮肉ばっかの女性が怖い、というよりかは、そういう生き物だと割り切って接することができないことの方が問題なのかもしれない。学生ならまだしも、社会に出たら仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションをしなければならないから。
本来であれば私も群れに入って誰かを貶して生きていれば、こんなに悩むことはなかったのかな。
経験上、異性と一緒にいるほうが楽だし、男女比が偏っていない職場は働きやすかった。
男性がいるだけで女性の女子の部分ってだいぶ隠れる気がする。
昔の偉い人が言った社会的動物の意味と違うかもしれないけど、社会的動物として生き残っていくには男女どちらかに属さないといけないのだろう。といっても自分は男じゃないから男社会には入れないし、でも女性が苦手だから女社会で生き残っていくことも難しい。
宙ぶらりんで苦しい。うまく生きていけない。
