ただただ、惨め。
親は普通だ。だがその普通というのが一番難しいのが、今になってよくわかった。
そんな普通の環境で生まれたからこそ、自分は世の平等とか道徳といったものを信じられるようになれた。親には何より感謝しかない。
そんな恵まれた普通にいながらも、ふつうどころか蛆虫のような人間性と、底なしの無能と、無価値な虚無感と、過大な臆病さと、愚昧な怠惰が自分の存在を占めていて、普通から転落する未来が見えている。
自己嫌悪に苛まれて、もう今すぐでも死んでしまいたいが、くだらない臆病さがそうはさせない。自己改革を目指そうともまた臆病さがそうはさせない。ただ漫然と生きようとしても、無能ゆえにうまくいかず、また虚無感に焦らされる。
生きる意義はないが、死にたくないからぼんやりと生きている。
育ててくれた親と過ごしていると、そんな空っぽの自分がひたすらに惨めに思える。
それだけ。
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