あるところに子供が生まれました
子の名前は聖良、女の子です
聖良が生まれた時に、母親は亡くなりました
父親は母親の分まで聖良を愛そうと思いました
いえ、思っていました
あの出来事の前は…
聖良はある日父親に言いました
『ままにあいたい、なんでせいらにはままがいないの?』
父親は言葉が詰まりました
でも、なんとか答えようと
「ずっと遠くにいるだけ、いないんじゃないんだよ』
そう言いました
聖良はわかりませんでした
彼女にとってはまだ、難しすぎたようです
『ずっと、とおく?
じゃあせいらもそこいく!』
「無理を言わないでくれ」
『へ、ままのとこいけないの?』
ただ彼女は純粋な気持ちで言っていました
ですが、父親は妻がいなくなってすでに狂っていたようです
「ままとこ、行けないことはないよ
ただ、行っちゃダメなんだ」
『なんで?なんで?』
父親は顔を歪めました
これが全ての始まりです
『お父さん?見て、テスト頑張ったよ』
「おおそうか、いつも頑張っているもんなぁ」
『お父さん、帰り遅いって言ってたからご飯作っておいたよ』
「ありがとう、本当に気が利くなぁ」
一見普通の家族です
ですがあのことがあって少しした頃には父親は聖良の名前を呼ばなくなりました
父親の目は黒く澄んでました
狂った父親にとっては妻のことは禁句だったようです
聖良は気づいていましたがこれが普通なんだと自分に言い聞かせました
聖良は普通はもらうはずだった愛をもらい損ねて以降、愛を感じることができなくなっていきました
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです
名前のない小瓶
本ってね、本当にすごい人が作るものですから!
でも、本当にありがとうございます‼︎
まみありがとう‼︎
才能はないなぁ
俺、文章書くより誰かに読み聞かせたりする方が上手らしいから()
うん、頑張ってみる!
名前のない小瓶
さーもんねこさんありがとうございます‼︎
いや、本は全然普通に無理っすね()
え、そんなに設定おか細かいかな
めっちゃ無意識だわ()
繊細で美しい、のかな
ラビットさんの方が絶対的に上手いけどね!?
Rabbit
成程…すごく深いお話しですね。
純粋無垢なせいでお父さんの心を
深く抉るような質問をしてしまっていた。
子供あるあるですね。
ちゃんと説明したって理解が出来ないだろうし、
説明するにも自分の覚悟が要りますから、
言えなかったんでしょう…いえ、
言いたくなかったんでしょうね。
お母さんが亡くなったって自分から娘に
伝えるという事はお父さん自身の
お母さんを失った悲しみを再び
蘇らせるというわけでもありますから。
自分が愛していた妻が産んだ娘が
原因で自分が狂ってしまう…なんて
悲しいお話ですね。
聖良ちゃんも、子供のころにお父さんに
何気なく聞いた一言が自分の父親を
狂わせた一言だったなんて
思ってもいませんでしょう。
無垢なせいで父親の地雷を踏み、
以降、愛を貰えず孤独に。
とても切なく、素敵で良いお話でした!
るりさんの作る物語はお話の構成や、
人物の設定等がとても細かく
どの作品を見ても繊細で美しい
物語だなと感じます。
素敵な作品投稿、ありがとうございました?
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです