恐怖心は自分を守るためのものでもあるから、一概に悪いものでもないよ。
辛い幼少期や学校生活を生き抜くために育った、ある種の能力とも言えるから。
それは危険な人物から遠ざかるためのセンサーとして、これからも役立つと思う。
ただ、優しい人や普通の人さえ遠ざけてしまって、仲間がつくれないのは困るよね。
これは人と少しずつ関わって、慣れるしかないと思う。
信じられる人の数を段々と増やしていく。
君の頭の中では「他人=怖いもの」っていう図式が出来上がっているから、
「怖くない他人」「信じてもいい他人」っていう例外を実体験で見つけていって、その図式を書き換える感じ。
まずは1人見つかるといいね。
同世代じゃなくても、自分に優しい先生とか、カウンセラーとか、同じ悩みを持つ人とかでもいいし。
あと、怯えすぎる事で「変な奴」って思われるかもしれないけど、気がすることないよ。
それが君なんだから。
今のところは、怖いと感じてしまうのだから、仕方ない。
優しい人やいい人なら「変な奴」って思ったとしても、仲間になってくれるんじゃない?
反対に、他人に怯えるありのままの君を「変な奴」だって蔑むような人なら、仲良くなる必要がないよ。
それに、君のように辛い過去がない人でも、他人のことは怖かったりするものだから、
程度の差なんだと思うよ。