診断書　休職。外を眺める。穏やかな景色。ゆっくりと日が昇る。時が過ぎ夜がゆっくりと更けていく。時が流れ過ぎ夜が明け日が昇る。

外を眺める
穏やかな景色
ゆっくりと日が昇る
時が過ぎ
夜がゆっくりと更けていく
時が流れ過ぎ夜が明け日が昇る


夜空、青空、曇り空
雨降り、降雪、暴風雨
晴天


三連休最終日
診察の日
担当医に現状を話した、この日も泣いてしまった、休職の話しが出た 診断書、期間は様子見2カ月間
お願いの決断は出来なかった。

診察が終わると涙が止まらず泣き崩れてしまった、流れ出る涙の源は？
解らない、
悲しみか？
悔しさか？
ワカラナイ

ベッドに案内されて20分位泣いていた

これから如何するのか？
判断が着かない
解らない

朧気に休職の方向に向いてはいた
踏ん切りが着かない

収入の事
休職明けの事

此処で休んだら辞めたら動けなくなる

そんな想いが躊躇させる
答えは知ってる
最適解は知ってる


妻と改めて話す

休職しても善い
と返事了承を得た

ぐるぐる回る思考
こねくり回す

休み明け
判断が着かないまま出勤
休職したい想いを抱えながら

厨房の扉を開く
乱雑に置かれた複数の台車
冷蔵庫を覗くと休み前に俺が炊いた豚肉が鍋に入ったまま
案の定誰もやってくれてない

予想通りとは言え
俺は想った
もうダメだ
と

この時に休職を決意した。
権利を主張し行使した

後の事は解らない
ただ、休みたい

上司が来て
休職を告げた

休職開始の日は上司の判断に委ねた

次の日から2カ月間休職になった
医院に診断書の作成を依頼してその日はなんとかやり遂げた。

家に帰り家族に報告
床に入り泣いた
俺は限界だった

休職の日

診断書を貰い手続きと挨拶をするために就業地に向かい、一通り終わり帰るとき見上げた建物
あ、なんかあっさりだな
って想いながら少し泣けてしまった

その日はそのまま帰宅
家族に礼と挨拶を済ませ横になった
その日は断続的に泣いた
悲しいのか？
悔しいのか？
自責なのか？
涙の波状攻撃・・・

今は休職中
初日と二日目は泣いていた
今はなんか少しのんびり気分
今まで詰めすぎた
詰めないとやれなかった、賄えなかった
たまには自分を褒めて労っても善いのかな？

苦しみがやってくるって想ってるけどまだ苦しみは来ない。

悲しみは今は無い

毎日毎晩、仕事の夢を見る

自分の意志と選択で休んだの凄い久し振り


休み明けが
怖い

冷遇が怖い

俺は動ける、働けるのか？

症状は治るのか？
発狂、したくない
吐き気と嘔吐
したくない。


痛い記憶
フラッシュバック
また襲われるのかな？

いや、もう治らない、無かったことには成らない
折り合い着けるかな？
飲み込めるかな？
無理だろうな

退職なのか？
もう包丁握れないのかな？




俺、頑張ったよね？
ねえ？

ああ、
判断が遅すぎたけどな

此処までやって来た


先のことは今は意識的には考えないことにしてる。