とにかく気になるんだ
初めて会った時
どこかで会った事がある気がしたんだ
まるでナンパのキメ台詞のようだけど
恋愛感情とは違う
もっと人間同士の感情で
名前の付けようもない気持ちだ
君からは何か闇を感じて
気になるんだ
それは到底手助け出来そうもない深い闇
深い闇から救えそうな唯一の人は
どうやら君を理解していない
君は無意識にその人を追い続けている
多分このまま会わなければ
互いに忘れていくのだろう
君の横を通り過ぎる大勢の人の中で
同じ様に君の素晴らしさと闇に気付き
気にかけている人が居ると思うが
君は君の闇の砦から
抜け出す事はないと知り手を引くだけのこと
まだ遅くはないと思うけど
きっと君は変わりたくはない
抜け出したくない
君は素晴らしいのに残念だが
健闘を祈るしかない