元々人と会ったり喋ったりすることがすごく苦手で、言いたいことがあっても嫌な思いをさせないようにって黙ってることが多い。友達同士でもそう。それに人と関わるとすごいストレスを感じて疲れるから避けてきた。「逃げてきた」っていう感覚もあって後ろめたかった。友達たちも私のそういう態度が少しは嫌いだろうなって思ってた。
この間、とうとう友達が今度結婚するって報告してくるというイベントが起こってしまった。その時は素直におめでとうって言えたけど後から考えたらすごく失礼なことをされたと思った。
まず、やりとりの初めは向こうからメッセージで連絡してくれたことから始まった。そもそも私がかなり久しぶりに友達たちと繋がってるSNSを動かしたから、それがきっかけだった。
だから私は嬉しくて、色々話そうと思って頑張って話題を振った。
でも友達の返事はずっと淡々としてて文字数も少なくて上の空って感じだった。
久しぶりに私と話したことで、私の嫌いな部分について思い出したから喋る気なくなったのかなとか、他の友達との会話を同時並行してるのかなとか考えた。そういうふうに自分が蔑ろにされるのは別に今までの人生でもう慣れてるからあんまり思うことはなかった。
だから、もう楽しくなさそうだしいいかと思って、適当に切り上げようと思って会話を締めにかかったんだけど、その段階になってようやく「実は今度結婚式をする」って言い出した。
私がいつの間にか遠方に引っ越していたから、結婚式に来るには経済的に負担がかかりすぎるだろうと思ったから、という理由で切り出すタイミングを迷っていたと言った。
だからずっと気のない返事してたんだなって素直に納得して、おめでとうって言った。それでお互いに胸のつかえが下りたように気持ちよく会話を終わらせた。
でも後で考えたら、私が頑張って話をつなげようと試行錯誤して文章を考えてる間中ずっと「いつ報告しようかな~」ってことだけ考えてたということになる。
そんなの「久しぶり、元気?」「元気だよ」の後の二言目で言えば良かったのに、なんでわざわざ扱えない気遣いをして近況とか引越し先のことなんか聞いたんだよ。
ずっと私のくだらない雑談なんかに興味なかったくせに。自分の結婚のことで頭いっぱいな時は他人に不誠実にしても許されるわけ?
裏で同時並行して誰かと喋ってるんだろうって私の勘も正しかったに違いないし。どうせ親や結婚相手に「どうやって報告しよ~?」「いっそ言わないほうが相手のためなんじゃない~?」とか相談してたんだろうな。そういう会話があったと思うと本当にムカつく。
こういうことは本当は直接言いたかった。私は自分が足蹴にされることは慣れてるけど、怒らないわけじゃないので。本当は自分か相手のどっちかが死ぬしか無いって思うくらい怒る。
でも結婚するんだから仕方ないよね、優しくしてあげる。結婚ってワードには子どもが鬼ごっこで使う「バリア」と同じ効果があるし。だから余計ムカつく。
世の中の人は私から見るとすごく雑でバカに見える。食いたいもの食って言いたいこと言ってるだけの、常に泥酔してるみたいな幼稚な存在。
この友達も結局その一人だったと思う。
私が理想とする人間は、人の優しさとかいう表面的なものよりも暗い部分や痛みに理解を示して優しい態度で接することが出来る存在。それが本当に上等で尊い人物だと思う。
私は自分がそれとは真逆の人間もどきから生まれた失敗作だと分かってたから、それに近づこうと努力してた結果、コミュニケーションすらまともにできない無口で暗いやつになった。それでもバカなこと喋りたくって唾飛ばすよりマシだと思ってた。
でも、そういう下品なやつの方が本当は「人間」なんだよね。実はそういう連中のほうが大多数だから、そっちの仲間になったほうが実はずっと生きやすいんだよ。
それに私はずっと大多数の人間になって居場所を持ちたいと思ってたし。
理想の人間が増えればいつか私も大多数になれると考えてたけど、いっこうに増えないし、むしろ仲間みたいな人を見つけられたことがない。
だからどこにも居場所がなくて惨めで孤独なのは大多数の仲間じゃないからだと分かってる。
大多数になれば友達ともうまくいくし結婚もできるんだよね。自分の根本的な存在理由を憎むこともないんだろうね。
少数派だと、少数派は仲間とか作らないから、家族であっても悩みを見て見ぬふりするし全く助けてくれないし、損しか無い。
生まれてきた瞬間からずっと損しかしてない。自分が自分であることが憎い。他人みたいな普通の平均的な人間の脳みそを持って生まれたかった。そしたら他の人が簡単に出来てることが同じようにできただろうに。私は何も周りと同じようにできたことがない。本当にくだらないゴミみたいな存在。こんな人格は誰にも一生死んでも求められないんだろうね。
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