LINEスタンプ 宛メとは?

星と見た明日。第1話、星と花。宛メ作家、目指します!「あなたには、どんな明日が待ってますか?」

カテゴリ
もう、いきなり物語行っちゃいます!w



「星と見た明日。」

第1話 星と花。





私と唯星との出会いは、今になって考えれば少し不思議なものだったと思う。

初めて出会ったのは中学生の時。

同じ中学校、同じ学年、同じクラス。奇跡的に集められ40人ほどの生徒の中に彼女はいた。40人ほどの小さな籠の中で一人の少女と仲を深める、それは至って普遍的なことだろう。

しかし、私と彼女は、籠の中ではほとんど――お互いになかを深め、「親友」と呼び合うようになるまで――関わることがなかった。

唯星と初めて話したのは中学一年生の夏休み。その日、私は学校から数百メートル離れたところにある、白鳥海という名の海の海岸に沿って歩いていた。
すると、たまたま海岸にそって、(私とは違い)ゆったりと歩いていた彼女を見つけた。いや、歩いていたというより「漂っていた」というような感じだった。

きっとそこに私は違和感を覚え――彼女はいつもせかせかと歩いていて、とてもゆったり歩くようには見えない――声をかけた。


「小野さん…?」私はおそるおそる声をかけた。

「誰…?」

彼女は無表情、表情が抜け落ちたとはこのことを表すのだと思える顔で振り返った。

かと思えば、私の姿を確認するなり表情は一転。ぱっと明るく、向日葵、というよりカモミールの花のようにやさしく微笑み、そして少し困ったような笑みを浮かべた。

「あぁ、えっと、あ!おいしそうな名前の子!」
悪びれる様子もなく、満面の笑みでそう言った。

さすがに私は呆れた。

確かに私の名前は「三浦萌花」。下の名前をカタカナで表記すると「モカ」。カフェとかで売っているような甘いドリンクの名前だ。

それにしても、人の名前の覚え方にしては適当すぎるし、それを本人の前で堂々と言うのはちょっと…。

「三浦萌花です。」

私が改めて名前を伝えると、彼女はすぐ腑に落ちたような表情になり、「あ!萌花さん…!やっと思い出したかも!」「そうそう、可愛い名前だなって!」と言った。

完全に予想外。まさか名前のことで褒められるなんて。なんかうれしい…。

「あ、ありがとう」ほぼ条件反射的に答えると次は彼女が自己紹介を始めた。

「あ、私は、小野唯星です!って知ってますよね…?唯星とか、ゆーって呼んで!」「じゃあ唯星。私のことは萌花でいいよ。」「うん、萌花!ありがと!」「いえいえ。」

軽く返事をしながら、ふと疑問に思っていたことを口にしてみた。

「どうしてここに来たの?」

一瞬彼女の表情が曇った。

あれ、もしかして聞かないほうがよかった…?

今さらながら軽く後悔をしていると、それを察してか否か、少し焦った様子で、「ん-とね、なんとなく!なんか、ここに来ると落ち着くんだ。」と答えた。

私は少しびっくりした。自分自身も同じ理由でここに来ていたからだ。

最初は表情がなかったり、変な名前の覚え方をされていたりと、なかなかこの子とは合わないと思っていたけど、案外そうでもないのかもしれない。

それから、よく白鳥海沿岸で会い、話すようになった。

そして、2学期が始まるころには、お互いを「親友」と呼び合うまでに仲良くなった。









今回は以上!

最後まで読んでくれてありがとう!

今日がみんなにとって少しでもいい日になりますように。
151982通目の宛名のないメール
この小瓶にお返事をする
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います。
※誹謗中傷や否定批判のお返事は流れません。

広告

お返事が届いています
唯星か、、

覚えた!

続き気になる、、

宛メ作家爆誕!

萌花、】・`ー´・。)ノがんばれぇ!
めっちゃいい!
続き気になる...
き、気になる〜!
続き楽しみにしてるね(*^^*)
えっと…天才って呼んでいいですか…?ww

控えめに言っても天才すぎる!!
次も楽しみにしてるね!

くーちゃん大好き!
あーーーー
好き。

続き楽しみにしてる!!
文才だあ
この小瓶にお返事をする
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います。
玖弥華@天使さんの他の小瓶
一旦さようなら。ここにはもう長らく来ない予定です。 なにかいいたいことがあればどうぞ。 あのさあ、
以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
こんなにいろいろある人ってけっこう珍しいんじゃね?って思ったから挙げてみた クラスが辛い。別にいじめとかは無いよ?けど居場所がなくてさ。高3年になって仲良い人と全員離れちゃってさー。クラスの人も合う人がいなくて、あっという間に孤立したよね笑 自分への口汚い愚痴 喧嘩。姉と喧嘩をしてしまい今は家族を巻き込んでしまった。始まりは体調悪くて会社を早退して家で寝てた時いきなり姉が来て飼っていた猫を里親に出せよと言って出ていった 今日、あったことを吐かせてください。嬉しいことも嫌なこともあります! 2月の頃の雑記を読んだら、よくこれで生きてたなと思うほどの鬱だった。鬱のとん服薬がほしくなったのもわかるほど、一時的にひどく落ち込んでた。 人生をやり直せたとしても その時に戻れたとしても 一日の殆どをベットで過ごす 長期休みとか連休のときに思ってしまうこと 診察は受けても、何も変わらず。相変わらず話を聞いてもらい、薬を処方されただけでした。 最近読み始めた漫画『限界!推し活伝説YOSHIO』心に刻んでるシーン、神絵師にコメントした回の「(返事を期待しない!)神に祈りを捧げただけなんだ!」という脳内台詞 面接がある怖い 家族からの死ねや、消えろ、帰ってくんなや、そんな暴言聞き流せばいいのにもう無理…極め付けはついに鍵まで閉められて家に入れなくさせられた 今日は車の名義変更。あれやこれや、氏名が変わってから10日以内とか2週間以内とか…忙しすぎた。 今日は面接行ってきたよ。20年振りでドキドキ…ある程度練習はしたけどしどろもどろ…まあ1回目で採用されるとは思ってないけど、一歩踏み出せて良かった。

宛メのサポーター募集

広告

お知らせ
過去のお知らせ
宛メサポーター募集 宛メで音楽 宛メコラム 宛メのアドバイザー石渡ゆきこ弁護士 宛メのアドバイザーいのうえちかこ(心理士・カウンセラー) 悩み相談ができる相談所を集めたサイト 宛メ本 小瓶に手紙を入れて流す
宛メについて
宛メのこころえ(利用者さんの言葉) お返事のこころえ(利用者さんの言葉) 宛メに参加している人たち(利用者さんの言葉) 宛メとの出会い(利用者さんの言葉) 初めての方 Q&Aヘルプ 宛メ、サポーター募集! 運営委員のご紹介 運営委員ブログ 特定商取引法に基づく表示 お問い合わせ 運営会社
twitter & facebook & instagram
フォローやいいね!すると宛メの情報が届きます。
緊急のお知らせなどもこちらから配信しますので、ぜひ登録をお願いします。
Follow Me