眠い
でも起きて
勉強しないと。。。
とりあえず
起きよ
〜〜〜〜〜〜
今日は花火大会
友だちと遊ぶ予定もしていた
たのしかった
けど
疲れた
足がね
めっちゃ痛い
サンダルで行ったのが
間違った
靴ずれ
して
めっちゃ痛い
〜〜〜〜〜〜
みんなはさ
ひろゆきさんってすき?
うちは面白いから好き
ただ
言い過ぎだなって思うこともあるけど
やっぱ面白いから好き
何でも面白いで済まされるわけではないけど
うん。
自由だなぁ
って思う
〜〜〜〜〜〜
物語
一旦今書いてるところまで一気に乗せるわ
1,なんでこんなにも暑いのだろうか
これだから夏は嫌いだ
外に出てもとろけそうになるくらい暑いし
家にいても親に小言いわれるだけだし
かと言って勉強はやりたくないし
ほんとやだ
もういっそのこと
飛び降りちゃおっかな
僕、嫌われものだし
誰も悲しまないでしょ
僕がいなくなったところで
明日で
全部ぜんぶ
終わりにしよう
そう思って
今日は眠りについた
2,鳥のさえずりとともに目が覚めた
時刻は9:00
また地獄の始まりか。。。
そんなふうに考えていた
ただ
いつもと違うところ
自分が嫌だなって思うところが一つでもあったら
あの橋へ行く
そして
紐なしバンジーをする
そう心に決めていた
とりあえず起きることにした
親は仕事に出かけており家には一人
この時間が最高だった
夜まで親は帰ってこない
だから僕は自由に過ごしている
ただ
あいつらがが来なければの話だが
3,((ピーンポーン))
最悪きやがった
「元気してる?」
「まってまだパジャマなの?ウケる〜」
「お前も早く自立しろよなバーカ」
「今日もやっていいよな?」
「お邪魔しまぁす」
こいつらはいつも僕のことをいじめてくる
でも
僕は言い返すことや助けを求めることができない
なぜなら
「おまえ助け求めたらどーなるかわかってんだろうな?」
「言い返したらどーなるかわかってんだろうな?」
こーやって圧を僕にかけてくるからだ
ホントは学校だけだった
僕が不登校になり始めた頃から
僕の家にも来るようになった
知らないはずの僕の家に
そして暴力を振るわれる
お腹や背中
あと言葉の圧
バカとかOねとか色々言われる
ただこいつらはずっといるわけじゃなくて夕方には帰っていくからそこだけ唯一の救いだ
「また明日なwww」
「今までのことほんとに誰にも言うなよ」
「じゃーねーあぁ楽しかった」
そして最後に
「おめー死んだら許さねぇから」
と言われる
僕は
君たちのサンドバックじゃないんだけどな。。。
4.あいつらが帰ったあとはいつもSNSを開く
そして秋人さんにDMをする
(秋人さんごめんなさい。もう限界です)
(そっか。。。もういくの?)
(今日はそろそろ親が帰ってくるし遺書が書けてないので明日行こうと思ってます)
(じゃ僕も準備するよ)
(秋人さん、最後にお願い聞いてほしいです)
僕はサイテーな人間だと思う
だけどこれしか方法がないのだ
(秋人さんには生きていてほしいです。僕が死んでも)
(は?何いってんの?)
(ごめんなさい。でも生きていてほしいんです)
(そんなこと言ったら僕の方からもお願いするよ?君には生きていてほしいから)
(僕は。。。価値のない人間なので生きていても無駄なんです)
(そんなことない!!!君は僕を生かしてくれた僕のことを助けてくれた命の恩人だよ!)
僕は驚いた
そんな風に思っていてくれる人がいるなんて考えたこともなかったから
(でも、もういじめに耐えられそうにないです。。。)
(じゃあ、明日いつものところ集合?)
(お願いします。そしてごめんなさいわがまま言って)
(大丈夫だよ。じゃまた明日ね)
はぁ
また迷惑かけちゃった
僕ってほんとサイテーだね
そんなことを思いながら僕は明日の準備を始めた
5,気づいたら次の日の10:00になっていた
なんでだろ
寝た覚えはないのにな。。。
とりあえずこれ以上遅くなると秋人さんに迷惑をかけるので準備を始めた
。。。とは言っても着替えるだけだけど
昨日書いたノートとマスクを付けて
僕は家を出た
はぁ。。。やっぱり暑い
当たり前だ
今は8月上旬で一年の中で一番熱いときだ
いくら朝涼しいとはいえ10:30なんてもう暑いのだ
とりあえず歩いて向かわなきゃ
家から徒歩5分のところにある旅人橋へ向かうことにした
6,割と急いでいったつもりだったが秋人さんはもうそこにいた
「遅れてごめんなさい。。。」
「大丈夫。俺ももいま来たところ」
「。。。」
嘘だ嘘だウソダドンドコドーン
だって額には大量の汗が滲んでいるから
「まぁとりあえず行こうか」
「はい」
秋人さんの家へ
秋人さんの家に向かうときは必ず手を繋いでいる
そーするほうが僕も落ち着くからだ
あとは。。。
迷子にならないから
一回恥ずかしい話だが僕が迷子になりかけたことがあった
その時からずっと手を繋いでいる
周りからはすごい目で見られることがあるけど。。。
まぁ仕方ないことだと思って気にしないことにしている
ちなみに僕は秋人さんの前でしか声を発することができない
まぁそーいう病気らしい
僕は不便に感じてないからいいけど
だって親と話しても疲れるだけじゃん
昨日のあいつらと話しても疲れるだけじゃん
。。。昨日のあいつら。。。?
「ッッ!!!」
僕は思い出してしまい歩みを止めた
「大丈夫!?!?」
僕は昨日のことを思い出してしまい過呼吸になってしまった
「。。。俺の言葉のとおりにしてね?すーはー」
「すっすーはっはー」
「すーはー」
「すーはー」
秋人さんは僕の頭をポンポンとしてくれた
「昨日辛いことがあったもんね。。。あとで聞かせてくれる?」
「うん」
秋人さんにならなんでも話せる
自分の言葉で
それが僕にとって唯一の救いだった
7,「お邪魔します。。。」
果たして僕がここに来るのは何回目なのだろうか
そしてここで何回も助けられた
だけど
今回は
帰りに
飛び降りる覚悟でいる
もう限界だから
「。。。」
しばらく無言の時間が続いた
「ねぇ」
秋人さんが口を開く
「。。。はい?」
「言いたくなかったら言わなくていいんだけど、さっきは何があったのか教えてくれない?」
「あ、わかりました」
そして僕は昨日の出来事を話した
「今思うとなんで過呼吸になったんだろって感じなんですけどねw」
無理に笑った
すると
急に視界が真っ暗になった
「無理に笑わなくていいよ。。。お疲れさま。よく耐えたね」
「。。。」
自分の中では笑ってるつもりでいたのに秋人さんに言われてしまった
やっぱり
秋人さんにはお手上げだ
「辛かったら泣いてもいいよ」
「え?」
だって僕は今笑ってる。。。
いや、笑ってはないのか。。。
でも辛いなんて思ってないのに。。。
「今ね、すごい辛そうな顔してる。泣きたいときは泣いていいんだよ」
「!?」
その瞬間僕の中で何かが弾けた
一粒。二粒
僕の目から何かが溢れる
あぁ
これが本当の人のぬくもりなんだ。。。
「いーぞー若者よ!!!泣け泣け〜」
秋人さんの言葉に押されて
泣いて
でも秋人さんの言葉が面白くて
心から笑えた
ような気がした
8,しばらくして涙が引いた
「ありがとうございました」
「少しは落ち着いた?」
「はい。おかげさまで」
「またなんかあったら遠慮なく言ってね」
「。。。はい」
でもこれ以上は秋人さんに迷惑をかけれない
でも僕は秋人さんがいないと生きていけない
そんな自分が情けなかった
「俺はね」
秋人さんが口を開いた
「迷惑だななんて一回も思ったことないよ。むしろもっと頼って欲しいって思う」
また引いていた涙が戻ってきた感覚になった
のと同時に驚いたしちょっと嬉しかった
「誰にも相談せず我慢してさ。そりゃ助けを求めたくもなるよ」
「。。。」
「大丈夫。おれはずっとそばにいるよ」
「ありがとう。。。ございます」
あぁ僕は誰かに認められたかったんだ
このとき腑に落ちたような感じがした
秋人さんには敵わない
どれだけ秘密にしておこうって思っても
本音を吐き出してしまう
あのこと以外は
9,僕は家に帰りたくなかったため両親に今日は帰らないことを連絡した
(今日友達の家に泊まります)
(いちいち連絡してくんな!誰もおまえに期待してないんだ)
(そーよ。あ、ついでに泊まりの帰りに死んでくれば?w)
(それいいなwっておい!既読無視すんなよ!このアホたれが!)
(帰ってきたらわかってるんでしょうね?)
(はい。。。)
(もういいはやく散った散った)
(貴重なお時間をありがとうございました)
こーなることは大体予想はついてた
はぁ
僕ってほんとにだめだな。。。
どーしよ。。。ほんとに死のっかな..。
って考えてると
「どーしたのっ?浮かない顔して」
秋人さんが声をかけてくれた
「!いえ、なにもないので大丈夫です」
「そう?それならいいんだけど。。。」
秋人さんは不服そうだったが
とりあえず免れたことにホッとする
「ねねねねねね」
「なんでしょうか?」
「もしよしよかったらなんだけどさ」
「?」
「俺の家に泊まってかない?」
「!?!?!?!?!いいいいいんですか!?」
「もー驚きすぎだってwwwいいから誘ってるんだよ?」
秋人さんが笑っていた
僕は少し
さっきのことを忘れれたような気がした
「じゃあ、お言葉に甘えて。今日はよろしくおねがいします」
「堅苦しいよぅ!!!wおう!よろしくな」
「あ、でも僕何も持ってきてない。。。」
「そこは心配しないで。急に誘った僕が悪いし。色々貸してあげる」
「ありがとうございます」
秋人さんの家にお泊りできる
僕の中の夢だった一個が叶った
とてもとてもいやめっちゃ!
嬉しかった
〜〜〜〜〜〜
楽しんでくれるといいな
2022.8.7 ゆっきー