※この物語は、フィクションです。出てくる名前や団体などは、一切関係ありません。
人によっては、嫌いな作品かもしれません。
大丈夫な方だけお読みください。
1.金木犀
10月9日、僕は死ぬ。
きっかけは、そんな小難しいものじゃない。
ただ疲れた。生きている価値が分からない、だから死んで、生きた証と僕は、誰かに必要にされていたかのかを確かめたかった。それだけだ。
僕にだって将来の夢は、ある。けど絶対に叶うわけないのだ。『生きている限り……』
今日は9月9日あとちょうど1ヶ月後だ。
この文は、遺書だ。10月8日で終わる遺書。ただこの遺書は、僕が死んでたった一人でいいから読んでほしい相手がいる。死んだのに傲慢だろうか。
相手は、幼馴染みだ。湊本陽向…ひなに読んでほしい
毎日では、ないですが少しずつ話を、送っていきます。