あの泣きたくなるようなラブレター。
好意なんてものは意中の人間から届かなければただ無意味なだけだと教えてくれる、そんなクソッタレのラブレター。
これはいつか書いた、別に誰に見せるものでもない、それに当たり前のことが書いてあるだけの文章。感傷に浸るためだけに生み出した文章。
当然私にはラブレターを送るような相手はいませんが、「好意なんてものは意中の人間から届かなければただ無意味なだけ」というのは割とたくさん見てきました。
なんて言ったらいいのか。"思い"というのは受け取る側が選別するんですね。心がこもってるから良いというわけではないんです。相手が受け取りたいと思わなければ、価値はなくなってしまうし、逆にありふれた言葉でも相手が受け取りたいと思えばとても価値のあるものになる。
その辺、とても残酷ですよね。