今、くすりをのみました。
4こ飲むべきものを28こほど。
どうしてそんなに飲んだかというと、
前にくすりを飲んだときの離脱症状が苦しかったからです。
ちなみに、離脱症状というのは前まで禁断症状と呼ばれていたものです。
あと数十分したら、わたしの腕はすごくいたくなります。
耳がキーンとして違和感が出てきます。
もしかしたら顔がかゆくて怪我するまで掻きむしってしまうかもしれません。
半日気絶する可能性だってあります。
こわいです。
でも、それ以上にわたしはくすりを飲むことで不安から解放されてしあわせを感じたいんです。
不安を感じてさえいなければ、わたしはそもそも最初からこんなことをしてなかったでしょう。
まわりがこわいからくすりを飲むんです。
一時的にでもしあわせを感じられるなら、それでいいかって思っちゃうんです。
真面目に頑張っても報われないなら、こうやって短絡的なことをしたほうがマシだって。
吐き気、動悸、不安、希死念慮…そういうものが忘れられるならわたしはもうなんでもいいのです。
たすけてください。
たすけてと言っても、これは鳴き声みたいなものであって他人がどうこうできるものではないとおもっています。
ホントにたすけに来られたら、わたしはきっともっとヒトがおそろしくなります。
たすけにこないでください。
わたしはもうこどもなんかじゃありませんしたすけてもらってもあなたがたになにもかえすことはできません。
よけいにみじめになるだけだからたすけないでください。
じぶんがていへんだってわかってるのに、あらためてたにんにそうつきつけられるのはくるしいんです。
この小瓶が目に入ったなら、見なかったフリをして閉じてください。
でも、もし良かったら頭の片隅に“僕”の話を置いてください。
そうしてくれたら“僕”は喜びます。
生きた証を記憶として遺せたならそれで満足です。