初めての一人暮らし。ずっとずっと実家に帰りたくて、友達とか親とか兄弟にたくさん迷惑をかけた一年だったと思う

初めての一人暮らし。ずっとずっと実家に帰りたくて、友達とか親とか兄弟にたくさん迷惑をかけた一年だったと思う。


学校にもなかなか馴染めなくて、授業についていくのもやっとで、アルバイトでも失敗ばっかりで怒鳴られる毎日…。


苦しかったわけじゃない。

「元気だよ。大丈夫だよ。」
っていう嘘だって何回もついた。



けど、そんな強がりも全部バレバレだったんだね。



「そんなに強くならなくてもいいよ。」

「もっと甘えていいよ。」

「頑張ってること知ってるからね。」

「1人で抱え込まなくてもいいよ。」

「辛くなったら帰ってきていいからね。」


成人間近にしてあんなに泣くだなんて思ってもいなかった。


弱い自分が嫌いで。
なんの取り柄もない自分が嫌で。

もっと強くならなくちゃ。
自分が大好きな人たちを支えられるような人にならなくちゃって。



けど、守られてきたのは今も昔も自分自身だったんだね。




背伸びをしすぎていたみたい。
何でもかんでもかかえこんで…、


でも、そんなに同時に色々なことができるほど器用な人間じゃなかったんだよね。






不器用な人間に対して世間の風あたりは強いと思う。


ホントは有能で強くてカッコいいそんな自分になりたかった。


けど、できることをやっていこうって決めたんだよ。

昨日より今日。
今日より明日。


確実にできることを増やしていこう。



時間はかかると思う。
だって要領悪いもん。


けど、それも悪くない。


罵倒されたって
苦しくたって
愛してくれる人はいるから。



だから少しでもその愛を返してあげられるように、

すこしだけ、前に進んでみようと思うよ。




今までありがとう。
今度は今以上にたくさんの愛をもって伝えにいくからね。


きっとびっくりさせてやるんだから。


その日を楽しみに…。
行ってきます。







御目汚し失礼致しました。