大好きな年下の男の子から7ヶ月ぶりに連絡が来た。
毎週朝まで遊んで、本当に大好き過ぎて、好きで好きで辛くなって、けど手に入らないと思って諦めてしまって、共通グループがたくさんあるLINE以外の連絡先を全部ブロックしてしまった。
食べ物をお互いの口にあーんしあったり、
甘えてきて膝枕をしてあげたら気持ちよさそうにしてたり、
皆で遊んでいる時に僕にだけ懐いてきたり、
どれもいつも無口な君がやるから、本当に可愛くて……。
僕がゲイだと知ったらどう思うのか、本当に気になるし怖い。
だから、本当に仲が良かったけど、もう耐えられないと思ってブロックしてしまった。僕は壊れてた。
こんなタイミングでのブロック、もう好きなのがバレて、共通の知人にアウティングされるのではないかとすら思った。
けれど、君はまた連絡をくれた。飲みましょうって。
久しぶりに会っても変わらない。本当に可愛かった。
あれから、また何事も無かったかのように毎週遊んでる。
来週には2人で泊まりがけの旅行。君から誘ってくれた。同じ部屋に泊まるのはちょうど1年ぶり。
年末、飲みの後に朝までカラオケに行った。君が何も言わずに寝転がって、僕の膝に頭を載せてきた。ズボン越しに伝わる温かさが懐かしくて、涙が出そうだった。
君の頭を撫でながらドライフラワーを歌っていると、すごく気持ちよさそうな顔をして目を瞑っていて、本当に可愛かった。
久しぶりに君の髪をすいた手からは、僕と同じヘアオイルの匂いがした。知らない内に変えたのかな。
一体、君と僕はどこまでいけるんだろう。
年上の男の僕に、なんでそこまで優しくしてくれるんだろう。
どんな気持ちでブロックされた僕に連絡をくれたんだろう。人とのコミュニケーションが苦手な彼のその時の気持ちを考えると、胸が張り裂けそうになるし、愛おしさが溢れてくる。あんなに酷いことしたのに。。。
そこまでしてくれる君だから、一生そばにいたい。
「愛してる」ってこういうことなんだと思う。
一生の友だちであり、人生最大の片恋相手。
本当に大好き。
