自分は罰を受けるべきだと思う。理由は分からない。自分の幸せに半自動的にブレーキをかけている。少し努力したり、幸せになろうとすると必ず自分が本来嫌なはずの妄想をする。自分に見立てた仮想のキャラクターを作り出し、それが惨めな目に遭う様を空想する。物語やアニメ、マンガ等に出てくる残虐なシーンをそのキャラクターに当てはめ、同じように暴行されるシーンを空想する。自分が気にくわない奴を殴る妄想の方が余程健全だと思う。
自分が酷い目に遭うような妄想をしないのは、実際それが辛いことだと分かっていて、本当は酷い仕打ちを受けたくないからだと考えている。でも罰を受けなければとも考えていて、自分が嫌いで、存在ごと消えたくて、でも受けたくない、そんなわがままを仮想のキャラクターに投影して肩代わりしてもらっていたのかもしれない。
それをやらないように努めているが、そうすると肩代わりして貰っていた苦しみがのし掛かるので辛い。もう全てを終わりにしたい。世界に望みなんてない。ただ終わりを待っている。早く無になりたい。