通りすがりの知らない人に危害を加えられそうになったら。ものすごい勢いで「てめぇ！ぶち○すぞ！！」と叫び、唾をこちらに向かって吐いてきました

街中や道を歩いていて通りすがりに何か言われた等の話をたまに見聞きします。

学生の集団が人を品定めするような事や、自転車に乗った中高年の方に捨て台詞のような事を言われた等、昔知り合いと話した事もあったのですが。

大体は無視するパターンが多いと思うのです。何か言われて反応して相手と同じ土俵に上がっても何にもならないから。
気分は悪くなるけど、「そういう人もいるんだなぁ。タイミングが悪く、心無い発言をする人と居合わせちゃったなぁ」と大体は忘れる方向に持っていくのかなと思うのですが。
皆様はいかがですか？

先程、歩道を歩いていたところ今までのパターンとは別物の体験をしました。
とても怖く、同時にそういった事態になると自分は思考がフリーズして何もできないんだなと情けなく思ってしまいました。

本日、久々に買い物に出かけようと家を出たのですが、最寄り駅までは道が狭く車の出入りも多い危ない道なので、別のルートから歩いていく事にしました。
車道に面していますが歩道も広く、見通しが良いルートなので時間に余裕がある時はそちらの道を使って調子が良いと1、2駅分歩いたりもしています。人の通りもそこそこ。
広い歩道をガードレールで真ん中で区切り、こちら側から見て左側が歩行者レーン、右側が自転車レーンで赤く塗装されています。

話は遡り1ヶ月ほど前、休日の昼頃その道を歩いていた所、向かいから自転車レーンを歩いてくる若い男性がいました。
「この人なんで自転車レーン歩いてるんだろ。間違えてそっちに入っちゃったのかな」などと考えながらも別に珍しい事てもないので普通に歩いていました。

通り過ぎる際に、その男性が足元にあった枯れ葉の山（近くに公園があり、誰かが集めたのか自然に山になったかは不明）を何回も思いっきりこちらに向かって蹴り上げてきました。木の葉が派手に舞い上がりました。
イメージとしてはムシャクシャした人が物に当たるといった感じで。

5.6回はこちらに向かって蹴ってきたのですが、
私の少し先を中年の男性が歩いていましたが、そちらは素通りで私とすれ違う瞬間にそのような事をしてきたので、「やり返さないような相手を選んでやってるのかな」と思い、そちらの男性は見ずに前だけ見て素通りしました。

すれ違う瞬間にいきなりスイッチが入ったようにキレた感じで枯れ葉を蹴ってきたので驚いたし何だか嫌な気分になったのですが、「何か嫌な事あって物に八つ当たりしたんだろうなぁ。間が悪かったなぁ」と思って忘れようと思いました。
その後何回かその道を通りましたが何も起きなかったし、少し楽天的だったかもしれません。

そして本日、またその男性と遭遇したのです。

私自身、向こうからリュックを背負った若い男性が歩いてきていたのは気づいていたのですが、正直前の枯れ葉を蹴散らしてきた男性とは思わずお恥ずかしい話、普通に歩いていました。
前回の枯れ葉を蹴散らかされた場所より少し手前の地点でした。
すると、その男性が斜め前に来た際こちらに空のペットボトルを思いっきり蹴って私の足の横を通って壁に当たりました。
バゴーン！と凄い音がしたので強い力で蹴ったのでしょう。
心の中で「何この人…？」と思いましたが、
なんとなく顔を見たりしてはダメだなと思った時、そのリュック男が自転車レーン側にいるのと、年齢背丈がこの前の枯れ葉男と同じくらいだったので、「ああ、また会っちゃったんだな…」と思い、素通りしようと思いましたが、
それが気に食わなかったのかリュック男は近くにあった何か（確認できなかった）を投げつけてきたので、さすがに危ないしまた会ったときに特徴を覚えていないとこちらも対処できないと思い、顔は見ずに男性の足元に目をやった瞬間に、
ものすごい勢いで「てめぇ！ぶち○すぞ！！」と叫び、唾をこちらに向かって吐いてきました。
私は瞬間の事に驚いてしまい、同時に見ず知らずの人に「○すぞ」などと強い言葉もなかなか言われる事もないですし、ましてや唾まで吐かれる。
足元にペッ！と吐かれました。
あまりの事に「ヤバい人だ」と恐怖を感じ、
前だけ見て早足で通り過ぎました。

すると少し歩いた際に後方から右肩に石のような物が凄い勢いであたり、ガードレールに当たって私の後方に転がって落ちました。
「え、何…」と思ったのと普通に痛かったのでその落ちた石を確認するため後ろを見たら、
先程の男性しか後ろにおらず、やはりというかその人が投げたんだなというのは理解したのですが、少し距離もあり、あの場所から石を投げるにしても相当の力で投げないと届かない距離です。その男性もこちらを見ていて、「○✖︎△@〜！！！」と叫びながらこちらに向かって走ってきたのです。聞き取れなかったけど、おそらく「てめぇ！何こっち見てんだ！」といったニュアンスでした。「ぶっ○す！」という言葉だけ聞き取れました。

もう恐怖でたまたま近くにガソリンスタンドがあり、走って中に入り待合室スペースに駆け込み奥の方でじっとしていました。
どうしよう、あの男もこの待合スペースに入ってきたら。警察に連絡した方がいいのか？
ガソリンスタンドの店員に助けを求めた方がいいのか？
もうパニックでどうしたら良いかわかりませんでした。
とにかくしばらくここでじっとしていようと思い自分を落ち着かせたのですが、心臓がバクバクいって冷や汗も流れて本当に怖かったです。
30分ほどしてからガソリンスタンドを周囲を確認して恐る恐る出ました。

もう買い物云々という気分でもなくそのまま帰路につきました。

全くの見ず知らずの人に攻撃されるという経験もそうそうなく、あっても言葉の攻撃くらいだった私には、大声で「○すぞ！」などという言葉と唾を吐かれたという事が自分で思っていた以上に衝撃的で、同時に明らかにこちらに危害を加えてきそうな相手に何も対処できないであろう自分に情けなさを感じて、家までの道中涙が溢れてきました。
怖かった。話が通じないであろう相手に対処なんて無いしできない。

生きていれば日々の中で大なり小なり理不尽な事もあると思うし自分の中での常識の範疇を超えた言動をする人だっていると思うのですが、
その男性が何か人に攻撃しないと気が済まない性分なのか、もしかしたらそういった病なのかは分かりませんし、女性が一人で歩いていると毎回そのような行動を起こしているかも分かりません。

ですが、私がその男性をチラチラ見たり気に触る事をしたなら話が変わってくるのかも分かりませんが、前見て道歩いてるだけで
強い言葉を乱暴に吐かれて、物理的に石まで投げつけられても、理不尽だと思っても現実泣き寝入りするしか出来ません。

思いきり後方から投げた石が頭に当たっていたら？たまたまガソリンスタンドが近くになかったら、ひたすら一本道です。住宅街ではありますが真夏の昼過ぎ、その時はあまり人通りがなかった状態。
凄い勢いでこちらに向かってきた男性に冷静な話が通じるとは私は思えません。
ひたすら危害を加えられ、下手すると命を落とす事態だってないとも限らない。

何があってもそちらの男性を見てはいけなかったし、投げられた石が後ろに転がっていったとはいえ振り返ってはいけなかった。
自分で対処が甘かった部分もあると思います。

「○すぞ！」と怒鳴られ、唾を吐かれた時点で警察に連絡しても良さそうだと思うが、実際その状況に立たされると頭が回らない。
世の中、どんな人がいるかもわからないから自分の身は自分で守る、そうはいっても私自身怖くて何もできなかった。
相手も憂さ晴らしのサンドバッグにできそうな相手を選んでるかもしれないし、人がもっといたら見送るのだろうか。
自分に危機感が足りなかっただろうか。
真昼間の住宅街とはいえ、人通りもあまりなかったし何かあっても誰も助けてくれないだろう。

私自身、その男の顔を正面からは見てないし、わかるのは若い大学生くらいのリュックを背負った男という事。怒鳴ってすぐ唾を吐いてきたという事はコロナ禍であるがマスクもしていないのだろう。
ただ、顔が分からない。

なんで「○す」とか「○ね」といった言葉を赤の他人に平気で吐けるのだろうか。
想像力に欠ける人や自分を強く見せようとして強い言葉を吐く人はいるけど、あの男性は何か本当にヤバい事をやりそうな感じがした。
でも、なんでそこまでされなきゃいけない？

分かってはいる。多分なんで？とか考えてもそういう人は憂さを晴らすにしろ喧嘩を売るにせよ自分の条件に合っていれば誰でも良いのだ。なんで？とかは考えても仕方ない。なのに理不尽に対するネガティブな感情が止まらない

1回目の枯れ葉を執拗に蹴って来た時は、虫の居所が悪い人に八つ当たりされたくらいに思ったけど、今回の事を考えるとそうではないと感じた。
仮に相手がやり返して来た場合、あの男はどうするのだろうか。また唾を吐くなり暴言を吐いて相手を威嚇するのだろうか、実際に暴力行為に出るのだろうか。喧嘩がしたくてたまらないのか。

大体、最初に蹴飛ばした空のペットボトルはその男が持ってたの？たまたま道に転がってたの？
だとしたらタイミング悪いなぁ…蹴ってくださいと言わんばかりに私とすれ違うタイミングあたりに転がってたのだろうか。
ペットボトルがなかったら別のものを蹴られていたのだろうか。
色々と考えが巡ってまとまらない。

自分から物蹴るなり投げるなりしておいて、「何こっち見てるんだ！○すぞ！」って…
石投げられても無視して前見ていかなくちゃダメだったか…

自分の中でも大体答えは出ていて、「そういう人は関わっちゃダメなタイプだから無視が一番だし、今回はこれで済んでまだ良かったんだ」
そう思うし、そう思わないとやっていけない。
変な人に絡まれただけ、早く忘れなよって言われる話でもあると思う。
今までそのようなタイプに出くわしてこなかったのが幸運だったのかもしれない。

もうあの道は使わないし、狭くても人通りの多い道を選ぼうと思うが、さっきから大声で「○すぞ！」と叫ばれた場面が頭に蘇ってきて心臓がくり返しバクバクする。
またあのような場面に陥った場合、自分はどうする？
通り過ぎる瞬間まで普通に歩いてる若い男性がいきなりこちらに蹴る投げるしてきて冷静に対処できる？
そんな場面、そうそうあるものではないかもしれないが、道を歩くのが少し怖い。
あぁもう嫌…今日は早く寝よう

常に最善の正しい判断をするのは難しいかもしれないけど、自分の身くらいは守れる自分でありたい。

ここまで読んでくださった方いらっしゃいましたらまとまりのない長文をダラダラとすみません。気持ちが落ち着かず、文字にして自分への反省も踏まえて記述させていただきました。
長文乱文失礼しました。