現在大学生、死に対しての考察、経過。雨があれば、洗われた空の晴れが眩しい。泣けば、笑顔が透き通るように綺麗だ。死があれば、生きるが尊い

雨があれば、洗われた空の晴れが眩しい
泣けば、笑顔が透き通るように綺麗だ
死があれば、生きるが尊い

負があればこそその逆は素晴らしい

そんなお綺麗を考える人の話を聞いてほしい。

人は嘘でも笑えば、口角さえ上げれば、笑った勘違いをして少し気が軽くなるらしい。私がたまにやる手だ。
そんな話を聞くと、人もただの生物なのだなぁと思う。
人は偉大な脳みそを持って社会を構成して集団で生活する。1人で暮らしていても、どんなに引きこもっても
孤独であることはない。しかし人は孤独だ。他者とその複雑すぎる感情や思考を完全に共有できないために孤独を感じている。

人は他の生き物にない明らかな違いがある。皆さんが実感している通りだ。我々は言葉を多彩に操り、思考を複雑に巡らせ、生存ではなく利便性を求めて道具を生産する。食べ物だってそう、腹が満ちるより心を満たす多彩すぎる雑食性だ。火を操り電気を操り、新たな元素だって作り出した。
ある宗教はこう言う。「人間は神を模して作られた」
それほどまでに優秀な脳みそを持った生物なのだ。
そして死を思想しときに望んだ。

死には様々な考え方が存在する。
天国と地獄、楽園と墓場、消滅、輪廻転生etc…
なぜだろう。
私個人の考えだが、人は完全な無を想像できないのだ。
なぜなら我々は今もなお続き続けているからである。
無を知らないゆえに、無に物語を覆い被せ、新たな想像、見解を生み出す。死に対して各々の都合の良きを当てはめているのだ。
「電気を消す、蝋燭の炎を消す」そう言われても、人は消えた電球を想像したり、新たな明かりを灯したり、暗闇の中の風景を思い浮かべることだろう。闇ですら情報の一つなのであるが。
何も無いものを想像するが、我々の脳は知識思考想像で常にいっぱいだ。だから死を想像できない。死体を見てどこかに行ったと想像するか。覆い隠すためにするかもしれない。

死は恐ろしい。時折私は大変怯える。
根性なしや臆病者、そう言う人がいるかもしれない。
しかし死を恐れるのが生物だ。
生きるを知っているからかもしれない。
今なお途切れず続いている、これから未来という続きがある。それが途絶え過去も未来も全ての持ち得た情報が消え去る。過去を繰り返すこともしない、誰かが新たな世界に誘いもしない、虐げられも救われもしない。
笑ったことも、泣いたことも、この世に生まれたことさえ消える。今まで得た些細なことも全て消える。
人生で唯一、完全な終わり、
続きがないイベントが死なのだ。

どれだけ嫌で苦しくて消えたくても。死にたくない。

人工知能と人間の違いがわかるかな
人間が作った考えて喋る鉄屑と、その制作者が同じな訳がない。そのことは間違いない。
機械は壊れて死んでも治される。元通り、それ以上になる。馬鹿な考えを起こしてもリセットされてまたやり直させられる。こんなに操られる知能は哀れだな悲しいな。
人間は違う。死んだらそこで終わりだ。
間違えてもリセットされない。じゃあ間違えて死んだらtたまったもんじゃない。死にたい、じゃあ死のう。
それで死んでも後悔すらできない誰もリセットはしてくれない。最大の過失だ。どれだけ考えた結果だとしても。不完全な人間がどれだけ考えても間違いがある。
しょうがなくても、救われようがないと感じても
何か穴があると考えてみるべきだ。続きを生きている我々は、散々足掻いて手を尽くしてもまだ続きがある
まだ答えがある。命という灯りを消せば、もう何も無い寂しい、悲しい、物足りない、そんな言葉じゃ表せない喪失、その先の無だ。
どれだけ考えても辛くても選択肢として死を持ち出さないで。その場から走って逃げ出すことをしても、生きるからは逃げないで。死に救いはない。
でも人には救いがあるかもしれない。
自分が自分を救えるかもしれない。

長々話した。申し訳ない。
簡潔に言おうこれまでが馬鹿だと思うくらいに短く。
「生きてくれ、死は選択肢ではない結果だ。」
私はあなたの顔も知らない。でも生きるべきだ。
この世に生まれた。この世のパーツのあなたは生物として結果まで、続かなければならない。

これまでを読んでみて「訳がわからない」と考えたなら
簡単に書き起こしでもして、否定と肯定を繰り返し、
自分が考える「死」を確立させてみてはいかがかな。
死ぬまで完結しない「死に対しての考察」をしてみてはいかがかな。