この悲しみを、この苦しさを、
若いからだとか、生理だからだとか、
一過性のものであるかのように言わないでくれ。
長い間抱えてきたこれは、もう私の一部なのに。私の一部を、時が経てば無くなるような、そんなものだと言うのか。
それが本当だとしたら、私は、この、心の痛みを、いつかは失くしてしまうのだろうか。
若いね、とか
生理だからしょうがないよ、とか
言われる度に、
この痛みは取るに足らないものだと言われているようで。
いま、こうやって悪い方へ悪い方へ考えてしまうのも、
生理が終わったら何ともなくなって、
歳を重ねたらあの頃は若かったと笑い話にできて、
そのくらい小さな、なんてことないものなんだろうか
小さいものを重そうに抱えているだけなのだろうか
この悲しみは、この苦しさは、
本当は持っているのが馬鹿馬鹿しくなる程にちっぽけで、
私はそれに気づかず後生大事に縋り付いているだけなのだろうか