私は日本人だけど海外に住んでいます。
行っている学校が進学校だからか、クラスメイトは大体未来をちゃんと見据えて夢を叶えるために頑張っています。
私だけ将来の夢みたいなものが見つからなくて、みんなに置いて行かれている気がして怖くて、でも夢を見つけるための努力を充分していない自覚はあるんです。宿題が多くてやる気が出なくてゲームにハマって、怠惰でしかないのに嘆いてる自分が大嫌いです。
成績は悪くないし、友達もいるし、別にストレスで体の調子がおかしいなんてことは一切なくて、それが余計に「お前の悩みなんてちっぽけなんだ」と言われているようで悲しいです。ちょっと頑張れば解決するはずなのに、頑張る意味が見出せなくて、エンジンがうまくかからない状態に陥ってそろそろ一年です。
中学を卒業するのにとあるテストを受けないといけない国に住んでいるんですが、学校や先生からのプレッシャーで元々あまりなかった勉強への自信がさらに無くなってきている気がします。
親は私が医者を志していると信じ込んでいます。確かに6歳の時にそんなことを口走った覚えはあるのですが、医者になるまでの道がとんでもないくらい過酷だと知った今ではすっかり目指してなんかいません。かと言って何になりたいのと言われたら答えに困ってしまいます。
どうしたらいいのかわかりませんし、わからないまま勉強したりするのがつらいです。
勉強は辛いことです。
それをわかった上で取り組もうと努力しているあなたはとても偉いです。
私は大学院生ですが、まだ自分の将来の夢を見つけられていませんよ。
一緒にゆっくり見つけていきましょう☺️
とはいえ、あなたは中学生。今はまだ、無理に夢を見つけなくてもいいのではないでしょうか。
夢が見つかった時、すぐに叶えられるように、少し勉強をしておくという考え方はどうでしょう。
そして、あなたにとっては当たり前のことかもしれないけれど、「日本人なのに海外で学校に通っている」ということは、ものすごいアドバンテージですよ(^^)
ひょっとして日本語以外も堪能なのでしょうか?
中学生のうちから真剣に将来について考えることができるあなたなら大丈夫。
他の誰でもない、自分が楽しいと思える生き方を模索していきましょう。
Aレベルとかかな?プレッシャーが強くなる時期ですね。
学生に対して、親や教師は目標を持てとかやりたいことを探せとか言うけど、十数年しか生きてなくて、自分のことも世の中のこともよく分からない時点で「将来を考えて」何か決定を迫るってこと自体、ほんとうは無茶なことなんだよなと、振り返ってつくづく思います。
生きていることは予測できないことの連続なので、十代のころに考えてたような人生を20年後に送っている人はほぼ居ないと思う。将来の夢なんて、どんどん更新されて当然のものです。
学生の頃は嫌でも横並びで比べられるので、他の人のようにできないと落ち込んだりすると思うけれど、なんというか、頑張るタイミングって人それぞれなんじゃないかと思います。生きているうちに、どこかで自分の必要と機会と意欲が重なるタイミングが来るので、その時がほんとうの頑張り時。ピンとこないうちは、気力も体力も温存しておけばいいと思いますよ。
学生時代の勉強は慣らし運転のようなもの。いちばん大事なのは自分の頑張り時にアクセル踏み込めるように、勉強のやり方を学ぶこと。分からないことをどう調べ、どう自分でまとめ、どう人に伝えるか。それは職業とかキャリアとかに限らず、人生に役立つことだから。
十代で将来やりたいことが分からないというのは当然で、自分に正直なだけだと思う。自分がどういう人間か理解するにさえ、びっくりするくらい時間がかかるもの。小瓶主さんは何も間違っていないから、他人の期待という圧力がかかる中でも、どうぞその「分からない」気持ちを無理に既存の型に押し込まず、自分の好奇心を守ってほしいな、と勝手に応援しています。