クリスマスイブ、彼氏に振られた。
「俺は勉強とか部活とかで忙しいし、君とLINEしたり、遊んだり出来ない。だから、別れようと思うんだ。」
あの日、彼はそんなLINEを送ってきた。
冬休みが終わって、席替えをした。
私は彼の隣の席になってしまった。
私たちの学校は自称でも進学校だからか、グループワークがいっぱいある。
だから、私は彼と話さないといけなかった。
1月が過ぎて、また席替えをした。
今度は席も離れて、関わることもなくなった。
彼は嘘つきだ。そして優しい。
本当は部活なんてやめるつもりだったはずなのに、それを言い訳にした。
グループワークの時は体調が悪いとか、準備してないとか、適当なこと言ってた。
忙しいはずなのに、ポケモンしてる。
好き。めっちゃ好き。
付き合ってる時は気付けなかったけど、私は彼が大好きなんだ。
ちょっとひねくれてて、顔がおっきくて、口だけで、授業寝ちゃって......。
良くない所も全部、気になってしまう。
けど、そんな私は気持ち悪すぎるから、この気持ちは何とかして消し去りたい。
もう好きになってくれないだろうけど。
せめて彼が幸せになって欲しい。
獣医になるって夢が叶って欲しい。
もう2月も経ったなんて信じられない。
忘れられない。
好きで好きで堪らない。
辛い。
あなたの小瓶を読んだ時、同じ年ぐらいの時の自分を思い出し、今も心にチクッとしました。
私にもこんな頃がありました。まさに読んだまま…
どんなに彼がひどい奴だとわかってても、振り向いてくれないとわかっていても…
その気持ちが、自分自身の心を深く傷つけても…
彼を嫌いになんてなれなかったし、こんな気持ちなんかなくなっちゃえば、諦められたら私辛くないのにって泣いてないて…
彼の中途半端な態度に期待したり落ち込んだり…
抜け出せない思いに今すぐ記憶喪失になっちゃいたかった。
私は、そんな事を学生時代から社会人になってからも7年やりました。
そんな私が、彼を吹っ切れたきっかけは、事情を知る人が、たまたま紹介してくれた方でした。
そんなことだけで、幸せなんか決まる訳ではない事を先に言っておきますが、職業、収入、何より人として…
今までの私が、どれだけダメな奴を好きだったのかに気付かせてくれました。その人は今の旦那さんですが、もしあの時からズルズルとやってきていたら、私の今は酷い人生だったと自ら断言出来ます。
何が自分を冷静にしてくれるかわからない。何がきっかけで目が覚めるかもわからないけど、あなたの様な素直で心優しい方は、その彼には絶対にあなたの様な方を幸せには出来ないと思います。
他人のために自分を不幸せにしてほしくない。
いつか必ず、私の言った事の意味に気付ける日が来ます。辛い思いをした分だけ、欲張りに幸せになってください。微力ながら、あなたの幸せを願っています。