昨年の夏に入院した父、
コロナの影響でお見舞いには行けず、
昨年の秋に今年いっぱいもちませんと言われ、
洗濯物を渡したり受け取る度に様子を聞きながら母と涙し、
会えないのは窶れた自分を見せない為の父の優しさかもねと慰めあいました、
何とか新年を迎え、
父の大好きだった桜を見せてあげたいねと話していましたが、
病院から家族2人まで時間制限で交代で会ってあげて下さいと…
そうなんですねお父さん、
あなたはいつも桜の季節になると旅に出たいが口癖でした、
あなたは厳しい人で私は30歳を過ぎるまで対等に話すことも出来ず、
祖父の立場になってから当たり前の親子になれた気がしていました、
お父さん、あなたの娘で幸せでした、
来世もあなたの娘としてご縁がありますように…
来世では必ず幸せになります、
そして笑顔いっぱいの穏やかな人生を共に過ごしましょう、
つまらない男と夫婦になってあなたを悲しませたりしませんから、
それが私の一番の親不孝でしたね、
本当にごめんなさい、
そして本当にありがとう、
私の大切なお父さん…