誰かに嫌われているわけでもない。
話せる友達もいるし毎日連絡をとる友達もいる。
いじめられているわけでもない。
それだというのに本当に苦しいので、ネットの海に流して誰かに読んでもらえることを密かに期待することとする。
私は義務教育を終えて自分のいた環境を捨ててようやく普通の人間として学校生活を送っている。
義務教育を終えるまでは過剰ないじめ、裏切り、一人暮らしを始めるまでは家族ですら味方にならなかった。
いじめによって鬱病と統合失調症になり、気持ち悪くてご飯が食べられず夜は眠れなくなった。出歩けば吐き気で十分に遊べず、鬱病の薬で常に眠くて勉強などできなかった。
先生は見て見ぬ振りをした。家族は痩せたいだけだと言った。兄弟は私を他人として扱い、他所者のような接し方をした。
私は睡眠薬を何錠か飲み、未遂をした。
知識がなかったので至らなかった。
どうしようもなくて、勇気を出したがダメだった。
それから他人の負の感情に敏感になり、疑い深くなり、心を開けなくなった。今もそうやって疑心暗鬼に生きている。
いまだに外食をしている最中に気持ち悪くなることがある。頓服を飲んで無理やり笑い堪えている。授業も付き合いも私にとっては全て必死だ。
誰にもこの話はしていない。
希死念慮で定期的に夜は眠れなくなる。
理性がそれをすることを止めている。
マンションに迷惑をかける。
家族に迷惑をかける。
処理に迷惑をかける。
でもそれでもつらい。そういうことを考えて死ねないことがつらい。
私は誰かに深く愛されたかった。1番に愛されたかった。
大切にされたかった。好きな人に嫌われたくなかった。優先されてみたかった。
でも人にそれは言えない。私はこの秘密を現実で隠しながら生きている。今まで生きてきてそんな人は周りにいなかった。
私は愛されるような振る舞いができる人間じゃなかった。私は偏屈なのだ。とても愛される人格ではない。ちゃんとわかっている。
それをすることが苦しいことだとわかるからきっとこのまま生き続ける。
私は義務教育を終えて自分のいた環境を捨ててようやく普通の人間として学校生活を送っている。
これは、表面上だけの話だ。
私はもうこの思考回路から抜け出せない。
たぶんこのままだ。
いつか、実行することができた時、これを読んだ人が笑うのか同情してくれるのか分からない。
どうしてもどこかに吐き出したくてメッセージを書いた。
とんでもない自分語りだ。
情けない自分の話だ。