どうして良いかわかりません。当方30代独身女性。一人暮らし。実家は両親ともに厳しく、社会人になってからも門限あり、男女問わず私の交友関係に口を出し

三通目の方へ

とても長いお返事、大切に読ませていただきました。親身になってくださってありがとうございます。

「精神的に問題を抱えた母親は、娘を自分の「分身」と見なすことが、非常に多いです。」とのご意見を伺って、そういえば、私の大学受験のときにも習い事のときにもそう感じたことがあったと思い出し、納得しました。

また「いろいろ探る」というのもやってみます。
残念ながら、恋人は生まれてこの方いたことがなく(浅い付き合いで終わった人はいます)(それ以外はほぼ母に邪魔されました)、今は恋人を作るつもりはありません。
仲の良い友人は何人かいますが、やはり話題が話題だけに、私の方にこの話をする勇気がない状態です。

「これまでずっと苦しめられて来た親子問題が、いずれあなたがお決めになる「決着」に向けて動き出したのは確かだと思います。それはつまり、あなたにそれだけの用意ができた、というサインでもあります」
この言葉にハッとさせられました。
毒親への対応の仕方など調べてはいるのですが、私自身の状態の変化までは頭が回っていませんでした。

小瓶を流した時は感情がぐちゃぐちゃな状態が１ヶ月半ほど続いていて限界が来ていたのですが、現在は落ち着きを取り戻しつつあります。
「自分がどうしたいか」も大事ですが「自分が最も損をしない方法」を模索してまいります。

最後になりますが、本当に丁寧なお返事と激励をくださってありがとうございました。

二通目の方へ

「子供時代に辛い思いをしてきたのですから、親の財産を独り占めして後の人生を左うちわで暮らしてもバチは当たらないと思います。」という言葉にとても救われました。
私は祖父母には「自分たちで稼いだお金なんだから自分たちで使い切るべき」と言っていたのですが(しかし彼らは使い切らずに逝ってしまいました)、両親には全くそんな気持ちになれずに、それが自己嫌悪になっていたと気づけました。

「うまくいきますように。」とのあたたかい言葉もありがとうございます！

一通目の方へ。
どうしたいかがわからず、気持ちを吐き出しました。
私の代で終わらせる、というのは、私も考えています。
まだ、もう少し考えてみます。

…難しい、ですね。

慰謝料代わりとしても遺産は、できれば受け取るのがいいとは思いますが。

でも…9割方、あなたに性虐待をした張本人は、お母さんだと思いますし、本当にそれは許し難い行為ですから、「ただ我慢する」が妥当かどうかも難しいところです。

記憶の改竄は、あなたにとってより重要ではない人にすり替えられるのが普通のはずですから、その当時の年頃のあなたにお母さんより重要な人がいて、その人から虐待を受けたのでなければ、辻褄が合わないのです。
しかも、一度きりの記憶ではなく、連続していて、繋がりにとりあえず矛盾もないようですし。
それに、思い出す前に、特に何か暗示をかけることに相当する出来事があった訳でもありませんよね。
もちろん、記憶というのは複雑ですから、今の時点で絶対確実なことなど言えないのですが。

それでも、お母さんの「性」に関する矛盾を、あなたはダイレクトに浴びせられていたように思います。

これは全くの余談ですが、私の知り合いの男性は、小学生の頃、彼の部屋のゴミ箱に彼の母親が使用済みの生理用ナプキンを、それもわざわざ経血が見える状態で捨てるので困った、という話をしていたことがあります。
彼がいない隙を狙って、一度に必ず一つだけ…。
これも性虐待の一種だと思いますが、あまりの異様さに母親に直接問いただすこともできず、何のつもりだったかはわからずじまいで、母親は早くに亡くなったそうです。

そんな風に、女性だって性にまつわることでおかしな行動を取ることもあり、被害を受けるのは大抵その人が力を振るえる相手、すなわち子どもなんですよね。

また、精神的に問題を抱えた母親は、娘を自分の「分身」と見なすことが、非常に多いです。
あなたへの虐待の時、主語が誰なのかわからないような形を取っていたのは、それにあたるかと思います。
私の母もそうで、私は彼女の情緒的な支配、歪んだ愛着と感情の「ゲロ吐き袋」（ゴミ箱、どころの生易しさではなかったのです）の役割を担わされることで、長年苦しめられました。
ちなみに、今は絶縁状態です。

あなたの今後の対応、ですが…。
あなたご自身は、かなり過酷な状況でいらしたようですが、精神的な不調に陥られることもなく、これまで生活できていらしたのですか？
だとしたら、本当にお強いですし、かなり幸運でいらしたとも思います。
もし鬱などに悩まされていて、かかりつけのお医者さんやカウンセラーの方がいらっしゃるのなら、相談もできるかな、と思ったのですが。

全くのゼロスタートであれば、少し時間をかけて作戦を練ったり、ご自身のお気持ちを少しずつ整理なさるのごいいでしょうね。
毒親や子どもの虐待についても、お調べになるといいかもしれません。
かなり最悪に近い性虐待の記憶が既に蘇っているなら、先入観がどうこうとは、あまり気にする必要もない気がしますし。
それでも、具体的な出来事よりも、それにまつわる感情の方にやや重きを置いて、これまでの記憶と、この後また蘇るかもしれない記憶を観察してみる必要はありそうですね。

毒親と対決すべきか、するならどのような手順を踏むかなど、今は参考になる本や資料がたくさんあると思います。
記憶と気持ちの整理と並行して、そういうことも調べてみて下さい。

あと、これは本当に可能なら、なんですけど、お母さんと何気ない会話をする機会を持てるなら、話題をあなたの子どもの頃にもって行き、それとなく色々探る、ということも、できなくはないと思います。
あくまで「調査」目的なので、対決になってしまわないよう気をつけた方がいいですけどね。

問題がデリケートなので難しいですが、できればあなたには、率直に話せて、あなたがあなたのペースで考えをまとめるのを手伝ってくれる相手がいた方がいいと思います。
今現在苦しんでいらっしゃるのであれば、すぐにこの問題を打ち明けるかは様子を見てからにするにしても、カウンセリングを受けるのもありでしょう。
お友達や彼氏など、完全にあなたの味方になってくれそうな人でもいいです。

いずれにせよ、今すぐに絶縁するかどうかまで決めるのは無理でしょう。
それでも、これまでずっと苦しめられて来た親子問題が、いずれあなたがお決めになる「決着」に向けて動き出したのは確かだと思います。
それはつまり、あなたにそれだけの用意ができた、というサインでもあります。

あなたが幸運と味方に恵まれて、今後の人生をより良いものにして行ける選択をなされるよう、心から祈っていますね。
お辛い時はまた、小瓶を流して下さい。
私でよければ大抵の小瓶は読ませて頂いていますし、私が受け取り損なっても、きっともっとお知恵も思いやりもある方が、どなたかお返事を下さるでしょう。
もしすぐにお返事が届かなくても、気持ち的にはあなたの味方であるという人は、すごくたくさんいるはずです。
この問題の主導権は、すでにあなたの手にあります。苦しい時も、それは覚えていて下さいね。

絶縁と言っても戸籍から除籍するなど法的な措置を取るのではなく、一人暮らしをして親と一切連絡を取らない、盆正月にも帰省しない、電話にも出ない、というくらいの絶縁であれば、相続権はあると思うのですが。
この点、市が主催する無料の法律相談会などで確認したらどうでしょうか？

子供時代に辛い思いをしてきたのですから、親の財産を独り占めして後の人生を左うちわで暮らしてもバチは当たらないと思います。
うまくいきますように。

私はどちからというと精神的な虐待を受けてきたし今思えば虐待になることも受けた。

大事なのは主さんがどうしたいかです。

私はもう一人で生きて私の代で家終わらせると開き直ってますが(笑)