要らない、とは言われなかった。
要るとは言われなかったけど、要らないとは言われなかった。
それだけで、よかった。
きっと私は生きているようで死んでいる。いてもいなくても、変わらない。
私が生きていることで喜んでくれる人はいなくても、私が死んだら悲しんでくれる人がいる。それだけでもう十分。
存在価値はないし、私がいてもこの世界は何も変わらないけれど、
要らない存在でなくてよかった。迷惑でなくてよかった。
いなくてもいなくてもいい。どっちでもいい。どうでもいい。
誰かを不快にしたり、迷惑をかけたり、足を引っ張っていなくてよかった。
そりゃあ人間として生まれてきたからには、誰かを助けたいし、誰かに求められたいし、必要な存在になりたかったけれど。
私にはそれが無理だったから。生きてるだけで褒めてもらえるような人間ではなかったから。
仕方ない。
なんだか悲しい人ですね。
悲しい人では無いですよ。
人を傷付けたり不幸にしないという事を気にしているだけでも素晴らしいです。
私は会社で上司にずっと嫌がらせを受けています。
社長はその人達を可愛がり、私には【いらない】と言います。
私からすると、職場の上司が貴方のような考えだったら社長がクズでもとても幸せだったと思います。
貴方は素晴らしいことをわかっています。
人を貶めたり不幸にしない生き方は、一緒にいる人を幸せにします。
この世には人の不幸を喜びにしている人がいます。
貴方は優しい人です。
それだけで素晴らしいです。
だから必要とされています。
とても大切な事をわかっている人です。
そのままの貴方で幸せになってください。
