君に出会ったその瞬間、脳みそが震えてめまいがした。くすんだ景色がいっきに極彩色になった。
道玄坂の街路樹はいきいきと緑の葉っぱをひろげ、鳥●族の看板は黄金色に輝いていた。
ハチ公には命が宿り、しっぽをふって今にも「ワン!」と吠えそうだった。
目に映るすべてのものがキラキラしている。
君の優しい雰囲気がこの世界を包んだようだ。
笑顔、声、しゃべり方、感性が豊かなんだろうな、好奇心旺盛なんだろうな。
かわいすぎてまともに目線を合わせられないから面接の時みたいに眉間を見てる。
これが恋だとするなら、病のようだ。
君はどう思った?
好きになってくれたらすごく嬉しい。
君を想うこの世界はなんてきれいな色をしているんだろう。
元にいた世界になんて絶対戻りたくない。
ずっとここで居させてください!
よろしく!
じゃあまた、土曜日に。