こんにちは。五十路を過ぎたお節介おじさんです。
以前、読んだ本にこんな話が…。
その若者は、お祈りを欠かさない、とても信仰深い若者でした。
神様は常に私を見守っていてくださる。
そう信じ続けていました。
ある日、若者の住む家が出火し、火はまたたく間に燃え広がりました。
駆けつけた消防隊員が、家に取り残された若者を助けようとすると、
「結構です。私は神様が守ってくださるので、あなたの助けはいりません」
と断り、二階へと避難してしまいました。
火は更に燃え広がり、追い詰められた若者のとこへ、梯子を使って、先程の隊員がまた助けにきましたが、また同じ様に断り、結局、命を落としてしまいました。
あの世で神様に会った若者は、
「毎日のお祈りを欠かさず、あなたを信じていたのに、何故助けてくれなかったのですか!?」
と訊くと、神様は、
「私は二度も、あなたへ救いの手を差し伸べたではありませんか」
と仰いました。
そういうお話です。
あなたもきっと、まだこちらへ来るべきではないという、メッセージなのかもしれませんよ。