子供の頃から、老後の生活に憧れてるって、変?
やる気のない人間なのかな。
でも、思い返してみると、今まで心からいいなぁーって思ったのは、おばあちゃんの生活だった。
縁側で大豆のより分けしてたり、繕い物してたり、雑草を抜いていたり、
その隣に座って、見たり真似したりしてるのが好きだった。
動ける間は働いて、年をとるとともにそうなるものだというのは分かっている。
考え過ぎなのかもしれないけど、私には生きたいという気持ちや野心のようなものが、もともと欠落しているんじゃないかと思えてくる。
こういう人間って、立ち上がるとき、前に進むとき、何を活力にしたらいいんだろう。
何か強烈な欲求とか、あればいいのに。
なんだか自分が、中途半端な、くにゃくにゃのへなちょこみたいに思える。
生きるの楽しいって、思ってみたいなぁ。