ノマドとトリガーに合流する。
ノマド「大丈夫だった?」
『嗚呼、ちょっとした世間話だ』
トリガー「噛みちぎられなくて良かったなぁ」
俺を煽る様にトリガーがそう言う。
『まぁ、そうだな、、、其れでお前等はなんで俺の部屋の前で立ち止まっているんだ?』
ノマド「此処に他の皆が閉じ込められてるらしいんだけど、、、」
トリガー「いやぁ、開け方が分からないんだよなぁ」
困った様な表情を浮かべたノマドと満面の笑みを浮かべるトリガー。
待てよ、、、
『閉じ込めたの、お前とファングだよな?』
トリガー「うーん、ちょっと違うんだけど、俺は共犯、ファングが主犯。鍵閉めたのファングなんだよ」
『だから開け方が分からないのか』
トリガー「そういう事」
『成程』
相槌を打ちながら懐から自室の部屋を取り出す。
ん?待て、俺が鍵を持っているのに何故ファング達が鍵を閉められたんだ?
そう思いながらドアを”引く”。
『いや、開いたじゃないか』
ノマド「あ、本当だ」
トリガー「本当じゃん!俺等もしかしたらドア押してたのかもしれないなぁ!」
いやいやいや、有り得ないだろ。
『もしかして、ファングも鍵を閉めていなかったのか?』
そう言いながら部屋の中を覗く。
『、、、、、、』
トリガー「おぉ!元気そうで良かった!」
メシア「全然元気じゃねぇよ!お前とファング、ドアの前に板とか置いただろ!」
トリガー「ひゅ、ひゅー、、、なんの事だろうなぁ」
メシア「出来て無いじゃねぇか!」
なんだか騒がしいな。
其れに部屋の前に板が散らかってると思ったら、、、何処から持って来たんだ。其の板。