今日は、私の推し(を演じた人)のお誕生日。
小さいけど、ケーキ買ってお祝いみたいなことをした。
出会った時は、私はまだ10代の小娘。
進学の都合で親元離れて姉妹二人での慣れない新生活。
学校と家事とでバタバタしている中で、唯一楽しかったのが“推しが出る番組を見る”こと。
演じているだけ、キャラなんだから、現実にいない。
頭では分かっていた。
けど、好きという気持ちは止まらなかった。
ほんのちょっと笑ってくれるだけで、救われた気持ちになった
そうこうしているうちに、唯一の同居人が病気で実家に帰ってしまい、私は一人となった。
学校も大変な時期で、心に余裕なんかなかった。
そんな中でも、推しを見ることだけはやめられなかった。
一生懸命な姿を見て、何度も励まされた。
諦めちゃいけない、挫けちゃいけない、そう言われた気持ちになった。
そして、諦めなかった結果、私は無事に卒業し、希望する道を歩くことができた。
頑張れたのは、推しがいたから。
今でもそう思う。
あれから何年もたち、今は作品が入ったDVDで推しを見続けている。
何年たっても、好きは変わらない。
推しは不変、そして永遠。