海外文学ばかり読んでいるのでかなり偏っていますが、個人的に好きな本です。
ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』
結末がかなり暗いので落ち込んでいるときはあまりおすすめできません……主人公と自分を重ね合わせては焦燥のようなものを感じました。自然描写が素晴らしくヘッセの詩的センスがいかんなく発揮されています。切なくて苦いお話ですが、この本のおかげで読書の楽しさを知ったので個人的に思い入れがある作品です。
ドストエフスキー『罪と罰』
最初は人名が難しく頭に入ってこなかったり、(正直言って)退屈な部分が長々と続いたりで読むのが辛かったです。でも次第に面白くなっていきページをめくる手が止まりませんでした。特に主人公が殺人を犯してから。私事ですが、この本を読みロシアに興味を持つようになりました。
他にもあるのですが特におすすめしたいのはこの二冊ですかね。もし既に読んでいらっしゃったらすみません。
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