母に最後に会ったのは6年前・・・かな?
もう一生会わなくてもいい。
「死ね !」って怒鳴った時にその覚悟はもうできてた。
時間が経って少し後悔するかな?って思ったけど、不思議と後悔してない。
ああでもしなきゃ、私、一生、母の愚痴を聞く羽目になってたもの。
まるで母は自分の愚痴をきかせるために娘を産んだようなもの。
自分の思い通りにならないとすぐに怒る。
そのくせよそのひとの前では猫かぶって良い人なの。
よそでは品のいい奥様、家の中ではただのゴシップババァ。
自分の何がいけないのか都合の悪いことは決して見ようとしない。
そのくせ気分の悪い思いをすれば、全て他人のせい。
家族のせいだし娘のせい。
子供の頃、私の柔らかな人格を否定しまくってズタズタにしてくれたけれど、
人格が歪んでるのは母の方だった。
そんな人に育てられたから、私は今も薬を飲まないと社会で落ち着いて生きていけない。
自分なんて生きてる価値もないって思いに苛まれて死にたくなってしまうから。
私が生きていくために母を捨てたの。
大丈夫。優しい兄貴が面倒見てる。
ただし、かわいそうに母に取り憑かれて兄貴は結婚もできない。
お気の毒。
自分の子供達、どれだけ不幸にしたら気がすむのかしらね。
兄貴も早く見切りをつければいいのに。