さようなら、大好きだった彼女。彼女と別れたのは去年の春だった。1年以上経っているのにずっと苦しかった、怒りと悲しみと苦し

彼女と別れたのは去年の春だった。
1年以上経っているのにずっと苦しかった、怒りと悲しみと苦しみがごちゃごちゃになっていた。

今日はこの気持ちと決別する。

軽く冗談を言っただけ、彼女と関係のない話で暴力暴言でもないことでDVと言われ、あちらは平気で嫌い別れると頻繁に言ってきた。
嫌だということをやめず、私の目の前で人と遊ぶ約束をしたり私が帰った後に別の人と遊んで無視してきたり色々あった。
そういう事をされてきたから、私が距離を置いたら寂しいって言って近付いてきて、また同じ事の繰り返し。
忘れたいのに納得ができず忘れられなかった。

私も私で目の前でメールされたり遊ぶ約束をされるのが嫌で縛り付けてしまった、そしたら辛いと言われ捨てられてしまった。
自業自得だとはいえ、完全に被害者面をしている彼女が許せなくなった。
未だに悪夢を見る、未だに抜け出せなかった。
私にはしてくれなかった事を別の人にはしていたくせに、私が他の人と話したりプレゼントしたりすると被害者になっていた。
私が被害者だというつもりはないが完全に加害者だとは思ってもいないし、全て私に押し付けて擦り付けて自分が1番辛かったをしていた彼女が許せなかった。

それでも好きだった。

知人にはDVされてるから別れて良かったんだよ、と言われていたけど好きだった。
別れたくなかった。
私さえ我慢すれば全部上手く行くと思っていた、結局上手くいかなかったが。

彼女と知り合う前から好きだったものはもう見られない大事な思い出もあったけれど、そこにはいられなくなってしまった。
けれど彼女はそこにいる、そこでみんなと笑い合っている、私は本当に何だったんだろう。
好きなものも好きな人も好きな場所も失ってしまって、残ったのは負の感情と未練。

彼女が欲しいと言ったものを買ったり、ちょっと値段が高いものをプレゼントしたりしたけれど、彼女から貰ったものはほとんどない。
欲しかった心も、欲しかったお金では買えないそれも他の人にはあげてた。
感謝されるだけでいいとは思っていたけど、他の人にあげているのにそれを求めていた私には与えてくれなかった。
あんなに惨めな事はなかった。
目の前で他の人に自慢された時どれだけ絶望したことか、あの時に私は愛されていないと実感した。

でも、もういい。
前を向いて生きていく。
彼女に縛られる事をやめて前に進む。
全ての感情を小瓶に詰め込んで流したら、後は忘れるだけ。

さようなら。
もう二度と会うことはないけれど、彼女が幸せでありますように。

そして、おやすみなさい。
目が覚めた時には全て忘れていますように。