この気持ちが「好き」だなんて気づかんかった気づきたくなかった なぜなら親友の好きなやから

もとは仲の良い友達やった
何人かで家で遊んだり、
カラオケ行ったり
一緒に帰ったり。


この気持ちが「好き」
だなんて
気づかんかった
気づきたくなかった
なぜなら
親友の好きな人やから


ある日、親友とあたしと
彼の三人で彼の家で
遊んでいたら、
眠くなって、三人で
ベットでじゃれてたら
ガチで寝てしまって
親友は起こしてくれた
みたいやけど、
寝起きの悪いあたしは
起きれなくて
目が覚めたら彼と二人。
彼に起こされて目が覚めた
という、彼もまだ眠そうで


寝起きでぼーっとしてたら
まだ寝たいらしい彼が
「寝よ、仮眠仮眠」
そう言ってあたしの体も
一緒に横に倒して
布団をかぶせた。


向かい合わせに横になって
距離はすでに密着に
近いくらい。

慣れない状況に
もぞもぞしていたら
ぎゅって
肩を寄せられた

思考回路が停止するって
こうゆうことかな。
布団かぶせられて
視界は真っ暗やし
状況がイマイチ掴めずに
わやわや なってたら
さらに、ぎゅーってされた

見上げたら、
彼の顎のラインが見えた
寝ぼけてるの？わざと？

ドキン、ドキンと
大きく波打つ心臓に、
息がしにくくなって
イマ、目が覚めたフリをして
(既に覚めてたけど)
起き上がった。

そのあとの彼は
ビックリするぐらい優しくて
いつも言い合いするような
そんな関係には見えないくらい
優しかった。


それから彼はなんもなし。
あれはマジで
寝ぼけていたのかな？
あたしはあの感覚を
忘れられずにいるのに
彼は平然と過ごしている


告白したら受け入れてくれる？


親友に打ち明けたら
泣きながら聞いてくれた
二人、時間に身をまかせて
意識しないと決めた。


そんな彼に、イマ
すごく会いたいです。
声が聞きたい。
笑ってほしいな
会いたい会いたい、
会いたい
愛たい。